山田将之 (サッカー選手)

山田将之について



山田将之（やまだ まさゆき）は、1994年10月1日生まれで、埼玉県所沢市出身のプロサッカー選手です。現在はJリーグの福島ユナイテッドFCに所属しており、ポジションはディフェンダー（DF）として活躍しています。

来歴



プロ入り前



山田選手は中学2年時からセンターバック（CB）に転向し、2010年に青森山田高校に入学します。彼はその後、大型CBとして守備の要となり、2012年度の全国高校選手権でベスト16進出に寄与しました。さらに、同大会で優秀選手に選出され、室屋成選手と共に日本高校選抜にも選ばれています。特にデュッセルドルフ国際ユース大会では優勝を成し遂げるなど、若いころからその実力を証明していました。

法政大学



続いて、2013年には法政大学に進学し、同大学のサッカー部でプレーを開始します。彼は2年次から右サイドバック（SB）にポジションを変更し、攻撃的なプレーを磨きました。しかし、大学選抜に選出されていた際に負傷し、なかなか復帰のタイミングが合わなかったため、2015年のユニバーシアードではバックアップメンバーとしての参加となりました。

FC東京時代



2016年の3月、FC東京の特別指定選手に選出され、3月20日のJ3リーグでプロデビューを果たします。2017年にはFC東京に正式に入団し、CBに専念しました。J3第1節でのプロデビューに続き、リーグ初得点を記録するなど、若手選手としてスタートを切ります。また、ルヴァンカップでもスタメンでプレーし、チームのベスト8進出に寄与しました。2017年11月にはJ1リーグでも初得点を挙げ、注目を浴びました。

レンタル経験



2019年にはJ2リーグのFC町田ゼルビアに期限付き移籍されますが、出場機会が限られてしまいます。7月にはアビスパ福岡へ移籍が発表され、福岡では出場機会を増やし活躍しました。特に、鹿児島ユナイテッドFC戦では重要な決勝点を挙げ、J2リーグの節目のゴールを記録しました。

2020年にはツエーゲン金沢に期限付き移籍するも、出場は3試合にとどまりました。

大宮アルディージャ



2020年10月には大宮アルディージャへ期限付き移籍し、同年12月に愛媛FC戦でヘディングゴールを決めてJ2リーグの20,000得点目の記録を達成する快挙を果たします。2021年には完全移籍となり、活躍を続けましたが、2022年11月に契約満了が発表されました。

藤枝MYFCと福島ユナイテッドFC



2023年には藤枝MYFCに加入しましたが、シーズンの前半は主にサブとして過ごしました。6月の天皇杯では負傷を負いましたが、約1ヶ月で復帰。その後しばらく出場機会は限られましたが、同年11月には契約満了が発表されました。

2024年には福島ユナイテッドFCに加入し、新たなステージでの活躍が期待されています。

所属クラブ一覧



山田選手は今後もその成長と活躍を続けていくことでしょう。

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