山田屋

株式会社山田屋の概要

株式会社山田屋（やまだや）は、1867年（慶応3年）に愛媛県西予市宇和町卯之町に設立された製菓業者です。1888年には法人化され、現在に至るまで「山田屋まんじゅう」というブランド名で製品を提供しています。創業以来、特に一子相伝の製法を厳格に守り続けており、伝統を大切にしたものづくりが特徴です。

本社・工場の移転

山田屋の本社と工場は、1990年に松山市堀江地区に移転しましたが、更に2010年2月には松山市正岡神田地区（旧北条市）へと移転しました。これにより生産効率の向上や品質管理の強化を図っています。

商品ラインナップ

もともと「山田屋まんじゅう」だけを製造・販売していましたが、近年では商品のラインナップも拡充されました。あんこを使用したおしるこや、ドームクーヘン、白あんを用いたあじつどいといった新たな菓子も取り入れられ、多様なお客様のニーズに応えています。これにより、より多くの人々に親しまれる存在となっています。

直営店の展開

山田屋は県内外に直営店を展開しており、以下の店舗があります：

• - 本店（西予市）
• - 国道店（西予市）
• - 松山店（1990年開店）
• - 道後温泉店（2009年開店）
• - ロープウェイ街店（2018年開店）
• - 元恵比寿店（東京、2015年開店）

過去には、西麻布店（1989年開店、2015年閉店）、道後にぎたつ店（1998年開店、道後温泉店開店に伴う閉店）、宇和島店（2004年開店、2021年閉店）などもありました。現在、百貨店を中心に全国各地でも製品が販売され、広範な市場での認知度を高めています。

関連情報

山田屋まんじゅうはその歴史と伝統に支えられた品質の高い和菓子として、地域住民や観光客から愛されており、特に吉田茂元首相がその好物だったとも言われています。このように、山田屋は単なる製菓業者ではなく、地域文化の一部としての役割も果たしています。

外部リンク

詳細については、山田屋まんじゅうの公式トップページをご覧ください。

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