山田幸

山田幸（やまだ ゆき）

1995年7月19日生まれ、大阪府東大阪市出身のプロボウラー。JPBA第48期生としてプロ入りし、ライセンスNo.524を所持。永久A級ライセンス保持者であり、身長168cm、右投げの選手です。ボウルアローに所属し、用品契約はABSと締結。大岡産業、アークライフともスポンサー契約を結んでいます。プロボウラーの和田秀和を夫に持ち、弟の山田成人もプロボウラーという、ボウリング一家に育ちました。二児の母でもあります。

プロとしての経歴

2015年5月15日に女子48期生としてプロデビュー。同年12月、第47回全日本女子プロボウリング選手権大会で、準決勝3位から決勝ステップラダーに進出。吉田真由美、松永裕美、姫路麗といった強豪を破り、最年少で全日本女子制覇を達成。この活躍により、同年のポイントランキングで17位に入り、トップシードを獲得しました。

2016年9月には、第11回MKチャリティカップでJPBA公認大会初となる800シリーズを達成し、自身2勝目を挙げました。しかし、同年11月には、チャレンジマッチの帰路で同乗していた夫の和田秀和と共に追突事故に遭い、頭部打撲と頸椎捻挫（むち打ち症）の怪我を負うというアクシデントに見舞われました。

2019年4月、全日本女子選手権での優勝が評価され、永久A級ライセンスを取得。2020年12月には、同じボウルアロー所属のプロボウラー・和田秀和と結婚しました。2021年6月には第一子となる女児を、2023年10月には第二子となる男児を出産しています。

2022年7月には、第38回六甲クイーンズオープントーナメントで姫路麗を破り優勝。交通事故の怪我や出産を乗り越えての優勝に、多くの感動を呼びました。

プレースタイルと人物

Pリーグでのキャッチフレーズは「新世代のカリスマ」。試合で重要な場面でストライクが出ると、飛び上がって喜びを爆発させることから、「リアクション女王」と呼ばれることもあります。

Pリーグには第62戦からデビューし、初戦で勝利を飾りました。怪我からの復帰戦となった第70戦ではPリーグ初優勝を達成しています。

主な戦績

公式戦通算3勝、800シリーズ達成1回を記録。

主な戦績（10位以内）

2015年
第47回全日本女子プロボウリング選手権大会 - 優勝（自身初タイトル）
2016年
グリコセブンティーンアイス杯第4回プロアマボウリングトーナメント - 5位
第11回MKチャリティカップ - 優勝
2017年
第12回MKチャリティカップ - 10位
第49回全日本女子プロボウリング選手権大会 - 6位
2018年
中日杯2018東海オープン - 5位
スカイAカップ2018プロボウリングレディース新人戦 - 9位
第50回全日本女子プロボウリング選手権大会 - 6位
2019年
スカイAカップ2019プロボウリングレディ - 6位
全卸連プレゼンツJPBA☆SSSカップ2019 - 6位
第42回JLBCクイーンズオープンプリンスカップ - 7位
2022年
スカイAカップ第43回関西オープンボウリングトーナメント - 3位
第38回六甲クイーンズオープントーナメント - 優勝
第15回MKチャリティカップ女子 - 10位
全卸連SSSカップ2022女子 - 10位
2024年
中日杯2024東海オープンボウリングトーナメント女子 - 5位
第17回MKチャリティカップ女子 - 2位
第56回全日本女子プロボウリング選手権大会 - 4位

Pリーグ

第70戦 - 優勝
第86戦 - 3位
第87戦 - 準優勝
第15シーズンチャンピオン決定戦 - 準優勝

その他表彰

2016年度第49回日本プロスポーツ大賞 新人賞

外部リンク

JPBA日本プロボウリング協会公式選手データ 山田幸
Pリーガープロフィール 山田幸
山田幸 オフィシャルブログ
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