山田朱未
山田朱未（やまだ あけみ）
山田朱未は、1980年5月18日に岡山県玉野市で生まれた日本の将棋の女流棋士です。彼女は有吉道夫九段の弟子として、将棋界での道を歩み始めました。女流棋士番号は48で、のちに25に変更されました。彼女は、将棋のプロフェッショナルとしてのキャリアを長きにわたり持っており、その活躍は多くの将棋ファンに記憶されています。
棋歴
山田は1999年に女流育成会に参加し、後期育成会で1位を獲得することでプロに昇格します。将棋界の厳しい競争の中で彼女は着実に力をつけ、2003年度には第14期女流王位戦リーグで白組において全勝を達成しました。しかし、挑戦者決定戦では中井広恵に敗北し、タイトル挑戦は果たせませんでした。
同年度の第17回レディースオープントーナメントでも彼女は勝ち進みましたが、準決勝で石橋幸緒に逆転で敗れ、決勝三番勝負への道を阻まれました。これらの結果からも、山田の棋士としての実力がうかがえます。
さらに2007年1月21日には、非公式戦であるきしろ杯争奪関西女流メイショウ戦の決勝に進出しましたが、里見香奈に敗れて準優勝となりました。このように、山田は数多くの競技会で挑戦し続けてきました。
2013年度以降、彼女は健康上の理由から休場することが多くなり、2013年度には1年間の休場を強いられました。その後も2015年度、2016年度と休場を繰り返し、特に2016年度は第24期倉敷藤花戦と第38期女流王将戦には出場したものの、2016年5月からは2018年度までの長期休場に入ります。
ようやく2019年度に公式戦に復帰しますが、翌2020年度から再び休場となってしまいました。彼女の将棋人生は波乱に満ちており、その間に得た経験は彼女の棋士としての成長に寄与しているのは間違いありません。
昇段履歴
山田朱未の昇段履歴は以下の通りです。
彼女の昇進は、将棋界の中でも輝かしいものであり、その実績が評価されています。山田朱未はこれからも将棋界での活躍を期待される存在であり、その成長や挑戦から目が離せません。
参考情報
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