山田生真

山田生真 辞書記事

プロフィール

山田 生真（やまだ いくま）選手は、1999年1月26日生まれ、愛媛県出身のラグビーユニオン選手です。現在はジャパンラグビーリーグワンに所属する三重ホンダヒートで、フッカー（HO）としてプレーしています。身長177cm、体重98kgという体格を持ち、チーム内外で「いくま」の愛称で親しまれています。

経歴

アマチュア時代

山田選手のラグビーキャリアは、大阪府の強豪校として知られる東海大学付属仰星高等学校（現・東海大学付属大阪仰星高等学校）で本格化しました。2017年に同校を卒業後、東海大学に進学。高校時代から頭角を現し、最終学年ではチームのキャプテンを務め、リーダーシップを発揮しました。その卓越したプレーは高く評価され、将来有望な選手が集まる高校日本代表にも選出されるなど、早くからその才能を開花させました。

大学に進学後も東海大学体育会ラグビーフットボール部で活躍を続け、フォワード陣の要としてチームに貢献しました。特に大学4年時の2020年にはフォワードリーダーという重要な役割を担い、チームのスクラムやラインアウトといった重要な局面を統率するリーダーシップを発揮。大学での経験を通じて、フッカーとして必要なスキルと人間的な成長をさらに磨き上げました。

プロキャリアの始まり

2021年に東海大学を卒業した山田選手は、プロラグビー選手としてのキャリアをスタートさせました。当時、国内トップリーグに所属し、現在はJAPAN RUGBY LEAGUE ONEに参戦しているコベルコ神戸スティーラーズ（加入時は神戸製鋼コベルコスティーラーズ）に入団。プロの舞台での挑戦が始まりました。

プロ契約後、トップレベルの環境で研鑽を積み、着実に成長。JAPAN RUGBY LEAGUE ONEが発足した初年度シーズンにおいて、待望の公式戦デビューを果たしました。具体的には、2022年4月23日に行われたリーグワン2022の第14節、スピアーズ船橋・東京ベイ戦に途中出場し、プロとしての記念すべき第一歩を印しました。これは、厳しい競争の中で掴んだ重要な機会でした。

新天地での挑戦

コベルコ神戸スティーラーズでのプレー経験を積み重ねた後、山田選手は新たな環境でのさらなる成長を目指し、移籍を決断しました。2024年6月、ジャパンラグビーリーグワン所属の三重ホンダヒートへ移籍することを発表しました。

三重ホンダヒートでは、これまでの高校、大学、そしてコベルコ神戸スティーラーズで培ってきたフッカーとしての高い技術、フィールドプレーにおける運動量、そしてリーダーシップを遺憾なく発揮し、チームの勝利に貢献することが期待されています。新天地での活躍を通じて、ラグビー選手としてさらなる高みを目指します。

人物・エピソード

山田生真選手は、チームメイトやファンからは親しみを込めて「いくま」という愛称で呼ばれています。

また、山田選手の経歴において特筆すべき点として、高校時代を過ごした東海大学付属仰星高等学校、そして東海大学において、同級生に同じくプロラグビー選手として活躍する吉田大亮選手がいることが挙げられます。同じ世代のトップレベルの選手と共に学び、切磋琢磨してきた経験は、山田選手のキャリア形成において大きな影響を与えていると考えられます。

外部リンク

山田生真選手の最新情報や日々の様子は、以下の公式SNSアカウントでも発信されています。

X（旧Twitter）: @rugby_0126
[Instagram]]: [@ikuma.rugby_0126

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