山田紘平

山田紘平（やまだこうへい）

1984年5月6日生まれの日本の政治家で、大阪府島本町の町長を2期務めています。無所属で、町民派として活動しています。ツリーイングのインストラクターやボードゲーム愛好家という一面も持っています。

来歴

大阪府三島郡島本町若山台で生まれ、島本町立の小中学校、関西大倉高等学校を経て、2009年3月に滋賀大学教育学部環境教育課程を卒業しました。同年4月には、財団法人大阪ユースホステル協会（現・公益財団法人大阪ユースホステル協会）に就職しました。

島本町長選挙

初当選

2017年、島本町長選挙に「維新政治の押し付けを許さない」と合併反対を掲げて出馬。元大阪市長の平松邦夫氏や前町長の川口裕氏らの推薦を受け、日本共産党島本町委員会の支援も得て、自民党・公明党・大阪維新の会が推薦する候補らを破り、初当選を果たしました。選挙戦では、告示10日前に本格的な活動を開始したにも関わらず、有権者の支持を集めました。

再選

2021年の町長選挙では、平松邦夫氏や川口裕氏に加え、現職の茨木市長である福岡洋一氏からも推薦を受けました。前回同様、大阪維新の会を離党した無所属の候補者をダブルスコアで下し、再選を果たしました。この選挙では、対立候補から町政運営に対する批判も出ましたが、山田氏はこれらの意見も受け止め、改善すべき点は改善していく姿勢を示しました。

島本町長としての取り組み

1期目（2017年4月21日 - 2021年4月20日）

子育て・教育への注力: 初当選後、子育て支援と教育の充実に取り組み、大阪府内ワーストワンだった保育所待機児童率を1期で解消しました。政治経験のない新人首長ながら、その手腕を発揮しました。
初登庁: 自宅から自転車で初登庁し、多くの住民に見守られながら庁舎前で初登庁セレモニーが行われました。

2期目（2021年4月21日 - 現在）

新型コロナウイルス感染症への対応: 2期目の初登庁時は、新型コロナウイルスの感染拡大により、初登庁セレモニーは中止となりました。感染症対策に尽力しました。
住みやすい街づくり: 「住み続けたい街」「街の幸福度」などのランキングで上位を獲得し、島本町の住みやすさをアピールしました。特に、「街の幸福度」では全国3位にランクインしています。
新庁舎建設と現庁舎の減築改修: 老朽化した現庁舎の建て替えを決定。当初は財政状況などから延期されていたものの、災害対策の必要性から工事を開始しました。2025年2月末の完成、同年5月中旬の供用開始を目指しています。現庁舎の減築改修工事は2025年7月から2026年5月にかけて行われる予定です。

その他の活動

山田氏は、選挙期間中には警察官が出動するほどの騒動が起きたこともありましたが、選挙後には他の候補者の意見も尊重し、町民と協働してまちづくりを進める姿勢を示しています。

関連人物

福岡洋一 (政治家): 茨木市長で、山田氏の再選時に推薦を行いました。
平松邦夫: 元大阪市長で、山田氏の選挙を支援しました。

外部リンク

山田こうへい 無所属・町民派 現職島本町長（ホームページ）
山田紘平＠山崎蒸溜所のある島本町（人口3.19万） (@ya_ma_da_jp) - X（旧Twitter）
山田紘平 (yamada.shimamoto) - Facebook
Kohei Yamada - YouTubeチャンネル
町長の部屋｜島本町ホームページ

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