山﨑真彰

山﨑 真彰 (やまざき まあき)



基本情報



経歴


プロ入り前


山﨑真彰は、東京都の新宿区で生まれ育ち、ニューインターナショナルスクールで初めて野球に触れました。目黒西リトルでのプレーを経て、港区立三田中学校では大田シャークボーイズの一員として活動しました。その後、東京学館浦安高校に進学し、高校通算で10本の本塁打を記録するなど若き才能を示しました。甲子園大会への出場経験はないものの、千葉県選抜としてアメリカ遠征に参加したことがあります。

大学には東京国際大学に進学しましたが、1年生の夏に野球部を退部し、アメリカのウィラメット大学に留学しました。後にハワイ大学に編入し、米国の大学リーグでの競技を重ねた結果、遊撃手として定着します。2年連続でカンファレンスのオールスターに選出され、通算打率.316、4本塁打、43打点という成績を残しました。プロ入りのために多くの球団から調査書が届いたものの、2019年のMLBドラフト会議では指名されませんでした。

プロ入り後


2019年10月、山﨑は東北楽天ゴールデンイーグルスから育成ドラフトの3位として指名されました。仮契約を結んだ際の年俸は300万円で、背番号は140に決まりました。プロ入りした2020年は、肩の手術の影響で試合には出場できず、実質的なデビューは2021年からとなりました。

2021年シーズンでは、二軍でのレギュラーとして活躍し、5月には月間MVPにも輝くなど素晴らしい成績を残しました。特に5月には打率.408をマークし、全体で14打点を記録するなど、存在感を示しましたが、肩の状態が万全でないため、6月以降は出場を控えました。この年、二軍で56試合に出場し、打率は.338に達しました。オフには契約を更新し、2022年からは登録名をマーキに変更。

2022年には春季キャンプで一軍入りを果たしましたが、オープン戦では安打を記録できず、支配下登録には至りませんでした。それでもイースタン・リーグでは70試合に出場し、打率.271、1本塁打、25打点を記録しました。シーズンオフには育成再契約を行わないと通告され、楽天を退団しました。

選手としての特徴と人物


山﨑は精密なバットコントロールと高いミート力を備えており、速球にも適応できる選手です。彼のバッティングスタイルは、顔近くでバットを構え、小さなテイクバックからボールを捉える積極性を強く持っています。もともとは遊撃手としての登録ですが、肩の怪我により2021年からは指名打者や一塁手としての出場が増えました。

また、楽天では同期入団の津留﨑大成との交流が深く、10年以上の友人関係があるようです。若い頃からメジャーリーガーになることを夢見ており、特にデレク・ジーターやイチローに影響を受けていました。アメリカでの野球プレーにもその思いが反映されており、積極的な挑戦を続けた選手でした。

詳細情報


  • - 一軍公式戦出場なし
  • - 背番号: 140 (2020年 - 2022年)
  • - 登録名の推移: 山﨑 真彰（2020年 - 2021年）、マーキ（2022年）
  • - 登場曲: 『Hollywood Dreams』Post Malone、 『Sky Walker (feat. Travis Scott)』Miguel、 『Tokyo Drift』TERIYAKI BOYZ

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