岐阜商工信用組合

岐阜商工信用組合の概要

岐阜商工信用組合、通称「しょうしん」は、岐阜県岐阜市に本店を構え、地域の皆さまに信頼性の高い金融サービスを提供しています。この信用組合は岐阜市を中心に、岐阜県南部や愛知県北西部に支店を展開。岐阜市、大垣市、各務原市、羽島市、関市、美濃加茂市、可児市、多治見市、瑞穂市、北方町、笠松町、岐南町、揖斐川町といった地域で、幅広いサービスを展開しています。

2006年には十六銀行とATMの相互開放を行い、地域の利便性を向上させました。また、2019年に移転した新たな本部・本店は、竹中工務店の設計によるもので、環境に配慮したサステナブル建築物に選ばれ、CASBEEでSランクを取得しています。さらには、建築物省エネルギー性能表示制度のBELS☆5も獲得し、岐阜市景観賞の都市景観建築物部門で賞を受け取るなど、地域社会の発展に寄与しています。

沿革

岐阜商工信用組合は1953年に設立されました。設立当初は岐阜市の柳ケ瀬通りに位置しましたが、1955年には岐阜市今沢町へと移転しています。その後、1980年には預金科目オンラインシステムが稼働し、1983年には預金量が1,000億円を達成しました。その後も順調に成長を続け、1985年には「しょうしんクラブ」を発足させ、1988年には預金量1,500億円を達成。また、1990年には全国キャッシュサービスとの提携が始まります。

1991年には預金量2,000億円、融資量1,500億円を達成し、2001年には内部ネットワークの完成を見ました。2003年には生命保険の窓口販売を開始し、2009年には信用組合共同オンライン加盟が実現しました。2011年に「しょうしんインターネットバンキング」の取り扱いを開始し、2013年には預金が2,500億円を超えるなど、常に進化し続けています。2016年には営業エリアを東濃・加茂郡に拡大し、新たな顧客層の獲得にも成功しています。

2019年には新たに岐阜市美江寺に移転し、さらに2021年からは相続業務の外部委託を開始しました。最近では、2023年に愛知県北西部への営業エリア拡大を行い、地域貢献に一層注力しています。

まとめ

岐阜商工信用組合は、その長い歴史と地域との深い結びつきから、地域経済の発展に貢献してきました。信用組合としての特性を生かし、地域住民や企業に対して柔軟で多様な金融サービスを提供し続けている組織です。今後も地域社会へのさらなる貢献を続けていくことでしょう。

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