岐阜市立明郷
中学校(ぎふしりつ めいごうちゅうがっこう)は、
岐阜県岐阜市に位置していた公立の
中学校です。この
学校は長良川を越えた忠節橋の北側に位置しており、その東側には岐阜北高等
学校が隣接していました。明郷
中学校は、
岐阜市立伊奈波
中学校の校区内にあったため、長良川の南側から通う生徒にとっては校区外への通学を余儀なくされていました。
明郷
中学校の名称は、本郷小
学校と明徳小
学校から引き継いだもので、「本郷」の「郷」と「明徳」の「明」を合成して名付けられました。学生数は昭和38年の約1800名をピークに、年々減少し、最終的には250名程度まで減少しました。
2012年には近隣
中学校との統廃合により閉校となり、その後校舎は新たに設立された
岐阜市立岐阜清流
中学校のものとなりました。
また、本郷小
学校と明徳小
学校も統合され、新しく明郷小
学校が設立されました。そのため、明郷
中学校から進学する生徒は同じく新
学校の岐阜中央
中学校に通うこととなり、長良川を越えて校区外へ通う状況は解消されました。
明郷
中学校では、年間を通じていくつかの重要な行事が行われていました。これらの行事は学年や季節ごとに分かれており、以下にその一部を紹介します。
- - 4月: 入学式、授業参観、家庭訪問
- - 5月: 修学旅行、家庭訪問、野外教室(2年生)
- - 6月: 野外教室(1年生)、期末テスト
- - 7月: 個人懇談会、終業式
- - 9月: 始業式
- - 10月: 授業参観、高校一日入学
- - 11月: 連合音楽会(2年生)、期末テスト
- - 12月: 個人懇談会、終業式
- - 1月: 始業式、学年末テスト(3年生)、実力テスト(1、2年生)
- - 2月: 授業参観、新1年一日入学、学年末テスト(1、2年生)
- - 3月: 離任式、卒業式、修了式
部活動
明郷
中学校は、生徒のクラブ活動も活発で、多様なスポーツや文化系のクラブが存在しました。参加できる部活動は以下の通りです。
著名な出身者
この
学校は様々な著名な出身者を輩出しました。その中には、
中央大学経済学部の教授である
渡邉浩司さん、
パティシエで「なめらかプリン」の開発者である所浩史さん、岡山理科大学の名誉教授である大西荘一さん、落語家の三遊亭歌武蔵さんなどがいます。
関連項目
廃校とされている
岐阜県内の他の
中学校については「
岐阜県中学校の廃校一覧」を参照してください。
岐阜市立明郷
中学校についての詳細情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。