岐阜市立長良中学校
岐阜市立長良中学校
岐阜市立長良中学校は、岐阜県岐阜市に位置する公立の中学校です。この学校は、岐阜市立長良西小学校と連携した小中一貫教育プログラムを展開しており、その中でも特に英語教育に力を入れている点が特徴です。この取り組みは「長良川学園」として知られ、両校の協力によって進められています。
沿革
長良中学校の歴史は1947年（昭和22年）4月に始まります。当初は岐阜市立第七中学校として開校され、その校舎は当時岐阜市立岐阜商業高等学校の一部を使用していました。校区は長良地区、鷺山地区、常磐地区に広がっていました。1948年8月に岐阜市立長良中学校に改称され、同年8月20日に新たに長良福光（現在の長良川国際会議場）に校舎を移転しました。
その後、学校施設の拡充が進められ、1955年には南舎が完成。その後も1956年に南舎の一部が焼失するアクシデントがありましたが、迅速に復旧されました。その後、1961年には新しい鉄筋コンクリート製の校舎が完成し、その後も1963年と1964年にわたって増築が行われました。
1965年には中舎が完成し、同年5月には体育館も完成しました。さらに12月には南舎も完成し、1970年3月には北舎が完成しました。このように、長良中学校は多くの新設・増築を通じて、教育環境を整えてきました。
1974年には生徒数が2158名、学級数が53となり、教室不足が深刻な問題として浮上しました。このため、1975年には青山中学校が分離され、校区は長良地区に限定されました。1988年には東長良中学校が分離し、現在の校区は長良西小学校のみとなりました。
1989年4月には、現在の長良川球技メドウの北側に移転し、2014年には岐阜市立長良西小学校との連携により小中一貫の英語教育プログラムを開始しました。これにより、同校は市内でも革新的な教育機関としての地位を築いています。
進学前の小学校
長良中学校の進学前学区には岐阜市立長良西小学校が含まれています。この小学校と協力することで、児童がスムーズに中学校に移行できるよう、多様な教育活動が取り入れられています。
交通アクセス
この学校に通うには、岐阜バスの岐南町線「福光南町」バス停から徒歩約5分のアクセスが可能です。便利な交通手段を持ちながら、多くの生徒が学ぶ環境が整っています。
著名な出身者
長良中学校からは、著名な人物が輩出されています。例えば、新体操選手の松原梨恵さん、サッカー選手の藤井智也さん、漫画家の山田貴敏さんなどがその一例です。これらの出身者は、学校の教育の成果を示す代表的存在です。
参考文献
関連項目
岐阜市立長良中学校は、教育機関として地域に根差しながら、次世代を担う生徒たちの成長を支える重要な役割を果たしています。
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