岐阜県健康科学センター

岐阜県健康科学センター

岐阜県健康科学センターは、各務原市那加不動丘に所在し、地域の公衆衛生と環境管理に重要な役割を担っています。このセンターは、保健環境研究所と岐阜保健所の二つの機関が統合されてできた施設であり、幅広い研究・教育活動が行われています。

保健環境研究所

保健環境研究所は、岐阜県内での保健衛生及び環境保全に関する中心的な試験研究機関です。ここでは、以下のような業務が実施されています。

• - 調査研究事業: 地域における健康問題や環境問題の調査を行い、その結果をもとに改善策を提案します。
• - 試験検査事業: 水質や食品の安全性に関する試験検査を行い、市民の健康を守ります。
• - 研修・技術支援事業: 保健や環境に関する知識や技術を普及するための研修を実施し、地域の職員や関係者を支援します。
• - 情報の解析・提供事業: 収集したデータの分析に基づき、地域の健康や環境に関する情報を提供します。これにより、政策づくりや地域活動の支援を行います。

加えて、岐阜県研究開発財団や岐阜県国際バイオ研究所とも連携し、グローバルに展開する研究にも参加しています。

岐阜保健所

岐阜保健所は、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、羽島郡笠松町および岐南町の通勤圏に属する5市3町を所管しています。ただし、一部の業務（山県市、瑞穂市、本巣市、本巣郡北方町に関する）は「本巣・山県センター」が担当しています。地域に住む市民への健康サービスや感染症対策など、さまざまな保健業務を行っています。

ハイビジョンシアター

岐阜県健康科学センターには、150インチのハイビジョンスクリーンを備えたシアターが併設されています。200席の可動式座席を完備しており、地域住民を対象とした健康や環境に関する講座やイベントに活用されています。

沿革

このセンターの歴史は古く、1948年に衛生研究所が開設されたことにさかのぼります。その後、1965年には公害研究センターが新設され、1970年に岐阜市に移転しました。1974年には公害研究所も新設され、その後1993年には両機関が統合されて保健環境研究所に改称しました。1999年には、各務原市の新しい場所に移転し、現在に至ります。

交通アクセス

岐阜県健康科学センターへのアクセスもスムーズです。各務原市のふれあいバス、那加線「健康科学センター」バス停からはすぐの場所にあります。また、JR高山本線の那加駅から徒歩20分、名鉄各務原線の各務原市役所前駅および市民公園前駅からはそれぞれ徒歩15分となっています。さらに、東海北陸自動車道岐阜各務原ICからは車で10分の距離です。

外部リンク

さらに詳細な情報や最新の活動報告については、以下のリンクもご覧ください。

• - 岐阜県保健環境研究所
• - 岐阜保健所 - 岐阜県

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