岐阜県立岐阜高等学校

岐阜県立岐阜高等学校の概要

岐阜県立岐阜高等学校（通称：岐高）は、岐阜市に位置する県立の高等学校で、1873年に開校しました。創立以来、自主性と自律を重視し、文武両道の精神を促進しています。

校訓と校章

学校の校訓には「百折不撓」（決してあきらめず、自分の志を貫くこと）と「自彊不息」（常に自ら努力し続けること）が掲げられています。校章は1948年に制定されたもので、桜の花と「髙」（はしご高）の文字が組み合わさったデザインです。

アクセス

岐阜高等学校には、岐阜駅および名鉄岐阜駅から岐阜バスK15/O35/O37を利用し、「西野町」または「西野町7丁目」で下車後、徒歩約5分でアクセス可能です。

沿革

岐阜高等学校は、1873年に岐阜米屋町にて仮中学として創立され、数々の名称変更を経て1899年に岐阜県岐阜中学校と改称されました。1938年には現在地に移転し、1948年には岐阜県岐阜第一高等学校に変更、その後女子高等学校との統合を経て現在に至ります。

教育方針

岐阜高等学校では、一般的に二期制を基盤とし、2018年度からは単位制の全日制普通科に改編されました。課外活動は原則として行っていないため、土日や長期休暇中は完全に休業となります。ただし、進学意欲の高い学生向けには放課後に課題講座が用意されています。また、大学研究やフィールドワークを含む「総合的な学習」の時間が設けられており、非常に充実した学びを提供しています。

学校設備

学校内には、1966年から2012年まで使用されていた鉄筋コンクリート製校舎が存在し、耐震工事やエアコン設置が行われました。現在の校舎は2009年から利用されています。最近では、グラウンド改修や新しい体育館の建設も進められています。

学校行事

岐阜高等学校では、さまざまなイベントが企画されています。4月には新入生歓迎の「対面式」、5月には年に一度の球技大会が開催されます。最も大規模なイベントとして位置づけられているのが、9月に行われる「岐高祭」であり、文化祭と体育大会を含む2日間の大イベントです。また、学年毎に遠足や修学旅行が用意されており、学生生活が豊かに演出されています。

部活動の多彩さ

岐高の部活動も充実しており、囲碁将棋部や科学の甲子園参加チーム等は多くの実績を残しています。音楽部は全日本合唱コンクールでの受賞歴があり、全国大会に何度も出場しています。また、応援団やチアリーディングも存在し、体育イベントや学校祭のサポートを行うなど、学校の盛り上げに一役買っています。

著名な出身者

岐阜高等学校は多くの著名人を輩出しています。政界からは平生釟三郎や武藤嘉文、経済界からは数多くの企業のトップなど、さまざまな分野で活躍する人物がいます。教育界でも多くの教授が在籍しており、その教育の質の高さが伺えます。

結論

岐阜県立岐阜高等学校は、長い歴史と実績を持つ学校であり、自主性を重んじる教育方針が特徴です。これからも地域社会に貢献し、質の高い教育を提供していくことでしょう。

もう一度検索