岡三にいがた証券

岡三にいがた証券株式会社について

岡三にいがた証券株式会社は、新潟県長岡市に本店を置く、地域密着型の証券会社です。1899年（明治32年）に反町新作商店として創業し、120年以上の歴史を誇ります。現在は岡三証券グループの一員として、地域に愛され、顧客と共に発展することを目指し、対面営業を主体とした事業を展開しています。

経営理念と特徴

「地域に愛され、お客様と共に栄える」という経営理念を掲げ、新潟県内の経済活動を積極的に支援しています。特に、県内企業や農業を応援する地域応援ファンドの販売、独自の新潟県関連上場企業レポートの公開は、地域に根ざした証券会社としての特徴を際立たせています。

沿革

1899年（明治32年）：反町新作商店として創業。
1944年（昭和19年）：丸福証券株式会社設立。新潟県長岡市に本店を置き、新潟支店を開設。
1948年（昭和23年）：証券取引法に基づく証券業者として登録。
1949年（昭和24年）：見附、高田（現：上越）に営業所を開設。
1952年（昭和27年）：柏崎に営業所を開設。
1961年（昭和36年）：小出に営業所を開設。
1971年（昭和46年）：岡三證券株式会社（現・株式会社岡三証券グループ）と業務提携。
1972年（昭和47年）：資本金を1億円に増資。
1976年（昭和51年）：五泉に営業所を開設
1980年（昭和55年）：三条に営業所を開設
1984年（昭和59年）：新発田に営業所を開設
1988年（昭和63年）：東京連絡事務所、東京営業所（後に東京支店）を開設。
1991年（平成3年）：東京証券取引所会員加入による業務開始。
1999年（平成11年）：証券業登録（免許制から登録制へ移行）。創業100周年を迎える。
2001年（平成13年）：保険募集業務を開始。
2007年（平成19年）：金融商品取引法に基づく金融商品取引業者として登録。
2013年（平成25年）：新和証券を吸収合併し、新潟支店を旧新和証券本店に移転。
2014年（平成26年）：丸福証券株式会社から岡三にいがた証券株式会社に社名変更。
2019年 (令和元年) : 創業120周年
2021年（令和3年）：日産証券から新潟県内3店舗の事業を譲受。

支店一覧

本店：長岡市大手通1丁目5番地5
新潟支店：新潟市中央区上大川前通6番町1178-1
上越支店：上越市西城町3-5-24
柏崎支店：柏崎市駅前1-5-1
三条支店：三条市仲之町1-12
小出支店：魚沼市小出島487
十日町支店：十日町市本町3-358-1
見附支店：見附市新町1-17-23
新井支店：妙高市朝日町1-2-7
五泉支店：五泉市東本町2-5-1
新発田支店：新発田市大手町1-1-15
六日町営業所：南魚沼市六日町1831
小千谷営業所：小千谷市城内1-2-14

地域貢献活動

岡三にいがた証券は、地域社会への貢献活動にも力を入れています。投資信託「うるおいの大地」の収益の一部を新潟市アグリパークや長岡市ふるさと体験農業センターへ寄付しています。また、かつて販売していた「トキ応援ファンド」「トキ子育て応援ファンド」では、収益の一部を新潟県トキ保護募金推進委員会へ寄付するなど、地域貢献活動を積極的に行っています。また、長岡まつり大花火大会への協賛や、新潟アルビレックスBBとのオフィシャルパートナー契約など、文化・スポーツ振興にも貢献しています。

新潟県内の地場証券会社

新潟県内には、岡三にいがた証券の他に、以下の地場証券会社が存在します。

第四北越証券：長岡市に本店を置く証券会社。県内16支店を展開。
国府証券：佐渡市に本店を置く証券会社。佐渡市内に本店と両津営業所を構える。

新潟県内のかつて存在した地場証券会社

三条証券:自主廃業
越後証券:従業員による資金流用のため廃業
日新証券:自主廃業
中証券:2004年に簿外債務により金融庁より処分、後に第四証券を経て第四北越証券となる
新和証券:2013年に丸福証券（現・岡三にいがた証券）に吸収合併

その他

SBIマネープラザ：SBI証券とSMBC日興証券が主要株主の金融商品仲介業者。新潟市に大光銀行との共同店舗を運営。
エフピーエム：三条市に本社を置く金融商品仲介業者（IFA）。楽天証券やあかつき証券などと提携。

新潟県内では、大手証券会社や準大手証券会社も営業を展開しています。

新潟県に関係する相場師

反町茂平：長岡市出身。米先物相場で巨利を得て実業家となる。岡三にいがた証券創業者の兄。
幸田慶三郎：新潟県出身。米先物相場、株式相場で巨利を得る。新潟市会議員なども歴任。

まとめ

岡三にいがた証券は、120年以上の歴史を持つ地域密着型の証券会社として、新潟県の経済発展に貢献しています。地域に根ざした活動や、地域貢献への積極的な姿勢は、顧客からの信頼を得ており、今後も地域経済の活性化に貢献することが期待されます。

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