岡山労災病院

岡山労災病院の概要

独立行政法人労働者健康安全機構が運営する岡山労災病院は、岡山市南区に位置する医療機関です。地域医療支援病院として、患者のニーズに応えるべく多様な診療科を設置し、専門的な医療サービスを提供しています。この病院は、1955年に「岡山労災病院」として開院以来、地域の健康を支える重要な役割を担っています。

沿革

1955年（昭和30年）

岡山労災病院は、内科、外科、整形外科の3診療科を持ち、30床を有する病院として設立されました。この時から地域の医療ニーズに応える努力が始まりました。

2003年（平成15年）

この年、岡山労災病院は日本医療機能評価機構の認定を受け、質の高い医療を提供していることが公式に確認されました。

2004年（平成16年）

独立行政法人に移行し、さらなる飛躍を目指す運営体制へと変わりました。

2013年（平成25年）

新病棟が竣工し、翌月から正式に運用を開始しました。新病棟には10床のICU（集中治療室）と8床のHCU（高度治療室）を含む358床が設けられ、より多くの患者に対応できる体制が整いました。病院名称も「岡山ろうさい病院」と改称され、さらなる発展が期待されています。

診療科および併設施設

岡山労災病院には多くの診療科があります。また、併設された施設には以下があります：

• - 岡山労災病院 勤労者医療総合センター：労働者の健康を支援するための専門的な施設。
• - 岡山労災病院 アスベスト疾患ブロックセンター：アスベストに関する専門的な診療を提供しています。
• - 岡山労災看護専門学校：看護師を育成するための教育機関です。

周辺環境

病院の周囲には、岡山市立南輝小学校や岡山築港緑町郵便局などがあり、地域住民とのつながりも大切にしています。

交通アクセス

岡山労災病院へは、交通機関を利用して簡単にアクセスできます。両備バスでは、岡山駅から「上山坂経由宇野」や「鉾立」行きのバスに乗り、築港新町で下車後、徒歩15分ほどの距離です。岡電バスも利用可能で、岡山駅から直接病院行きのバスが運行されており、終点で下車するか、専用の入り口で降りてすぐに病院にアクセスできます。2015年4月1日からは、病院構内へのバスの乗り入れが開始されました。

これらの要素から、岡山労災病院は地域医療の要として、信頼される医療機関であり続けていることがわかります。

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