岡山県道・広島県道12号足立東城線とは？意味をやさしく解説

岡山県道・広島県道12号足立東城線

岡山県道・広島県道12号足立東城線は、岡山県新見市足立を起点とし、広島県庄原市東城町川西を終点とする主要地方道です。この路線は、両県の地域を結び、生活や経済活動を支える重要な役割を担っています。

概要

- 起点：岡山県新見市足立（岡山県道・鳥取県道8号新見日南線交点）
- 終点：広島県庄原市東城町川西（国道314号交点）
- 総延長：31.7km（岡山県区間：14.501 km、広島県区間：17.222 km）
- 認定：1994年（平成6年）4月1日

歴史

1993年（平成5年）5月11日、建設省（現在の国土交通省）によって、県道高瀬足立停車場線の一部と県道油野東城線が統合され、足立東城線として主要地方道に指定されました。これにより、広域的な道路ネットワークにおける重要性が高まりました。

路線状況

岡山県側の起点は、三室川ダム建設に伴う付替工事により整備が進み、幅が広く離合しやすい1車線道路となっています。広島県側も終点から約6kmは近年整備され、片側1車線化されています。広島県道448号下千鳥小奴可停車場線との交点以南では、拡幅工事が進められており、未改良区間の改良計画も進行中です。しかし、それ以外の区間は未整備が多く、特に県境付近は路面状況が悪い箇所が見られます。県境を挟んだ約3.9km（岡山県側：1.9km、広島県側：2.0km）は、12月から3月にかけて冬季閉鎖となります。