岡山県道417号和気吉井線

岡山県道417号和気吉井線

岡山県道417号和気吉井線（おかやまけんどう417ごう わけよしいせん）は、岡山県和気郡和気町から赤磐市まで至る一般県道です。この道路は、和気町本と赤磐市稲蒔を吉井川の右岸に沿って結ぶ重要な路線となっており、地域住民の交通手段としても利用されています。

概要

この県道の起点は和気郡和気町本に位置する本交差点で、そこでは岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線と交差しています。一方、終点は赤磐市稲蒔で、こちらは国道374号と接続しています。全長は約15.3キロメートルであり、その大部分は舗装されていますが、通行不能区間も存在します。具体的には、和気町津瀬と赤磐市稲蒔の間に通行不能な部分があり、この区間は整備がされていないため、利用者には不便を強いることになります。

歴史

岡山県道417号は1973年の昭和47年12月14日に岡山県告示第1,176号により正式に認定されました。その後、2005年には、赤磐郡内の町の合併に伴い、終点の地名が「赤磐郡吉井町稲蒔」から「赤磐市稲蒔」に改称されました。さらに、2006年には、和気郡内の佐伯町と和気町が対等に合併し、新たに和気郡和気町が形成されたことにより、この県道は和気郡と赤磐市の1市1町にまたがる路線となりました。

路線状況

県道417号の和気側と吉井側の末端部手前には、未舗装の道路が長く続いています。この未舗装区間内には人家が存在しないため、非常に孤立した印象があります。また、対岸にはすでに整備が完了した国道374号が走っているため、通行不能区間の解消は当面は難しいと考えられています。この状況は地域住民の通行に影響を与えるため、一刻も早い整備が望まれています。

地理

この県道が通る自治体は、和気郡和気町と赤磐市です。沿線には、有名な吉井川が流れており、その河川の自然美が多くの訪問者を魅了しています。また、吉井川ふれあいパークが近くに位置しているため、周辺はレクリエーションや観光のスポットともなっています。

交差する道路

この道路は、起点と終点の交差点で岡山県道・兵庫県道96号、国道374号と交差しています。

まとめ

岡山県道417号和気吉井線は、和気町と赤磐市を結ぶ重要な県道であり、地域の交通を支える存在です。通行不能区間の解消や路線の整備が進むことが期待される中、地域の発展の一助となることが望まれます。

もう一度検索