岡村一心堂病院

社会医療法人岡村一心堂病院

社会医療法人岡村一心堂病院は、岡山県岡山市東区西大寺南に位置する総合病院です。この病院は1988年5月1日に個人病院として創設されて以来、地域社会の健康を守るために多様な医療サービスを提供し続けています。開院当初は許可された病床数が152床、実際の使用許可病床は52床でしたが、年月が経つにつれ、病床数や提供する医療の内容も充実してきました。

進化する医療技術の導入

病院の進展は、まず人工心肺装置やIABP（大動脈内バルーンポンプ）の導入から始まりました。その後、MRI（磁気共鳴画像法）を1989年に導入し、1991年には院内保育所を設立しました。これにより、スタッフが働きやすい環境を整備し、医療サービスの質を向上させることに努めています。また、1992年には医療法人岡村一心堂が設立され、技術革新として腹腔鏡手術も導入されました。

1994年には救急二次協力病院として指定され、1995年からは内科の365日診療を開始しました。病院は、1997年に病院機能評価認定を受け、1998年にはガンマナイフを導入し、患者に対する治療の選択肢を一層広げました。1999年にはハイパーサーミア（温熱療法）や病児保育室の設立が行われ、患者のニーズに応えています。

地域医療への貢献

病院はただ医療を提供するだけではなく、地域全体の健康を守るための取り組みも行っています。例えば、2007年には障害者等一般病棟と緩和ケア病棟を新設し、要介護者やがん患者への確かなサポートを提供しています。また、岡山大学や済生会病院と連携した臨床研修の受け入れも行い、地域医療の充実を図っています。

継続的な自己改善

さらに、病院は常に医療の質を高めるため、最新の技術を取り入れています。2011年には東日本大震災に医療チームを派遣し、医療観光の先進的調査対象にも指定されました。2014年に社会医療法人の認可を受けた他、3D腹腔鏡手術装置を導入するなど、革新的な医療を続けています。特に2015年には「ガンマナイフ」の最新バージョンへアップグレードし、2016年には最新のマンモグラフィー装置への更新を行いました。

設備と診療科

現在、岡村一心堂病院は、152の一般病床をはじめ、地域包括ケア病棟や緩和ケア病棟などを備え、多様な医療ニーズに対応しています。診療科目も広く、患者が必要とする各種専門的な医療サービスを提供しています。

アクセスと周辺環境

この病院は、JR赤穂線の西大寺駅から徒歩で約15分、また岡山駅から車で約15分の場所にあり、アクセスも良好です。周辺には岡山市東区役所や消防署、商業施設などもあり、地域とのつながりを大切にしています。

私たち岡村一心堂病院は、未来の医療を見据え、常に進化し続けることで、地域の健康を支える大切な存在であり続けることを目指しています。

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