岩佐勇研

岩佐勇研（いわさ ゆうけん）

プロフィール

1999年7月2日生まれ、北海道札幌市出身のスキージャンプ選手。5歳で姉の影響で競技を始め、札幌市立藤野小学校、札幌市立藤野中学校、札幌日本大学高等学校を卒業。姉の岩佐明香もスキージャンプ選手。

経歴

中学時代から全国中学校スキー大会で連覇を達成するなど、早くから才能を発揮。2014年に初の海外遠征となるFISカップに参戦し、2日間ともに30位以内に入る。2015年にはコンチネンタルカップ札幌大会で初出場を果たし、25位でポイントを獲得。同年のノルディックスキージュニア世界選手権ルシュノヴ大会では、個人18位、団体で銅メダルを獲得した。

2016/17シーズンにはFISカップで2勝を挙げ、ジュニア世界選手権パークシティ大会では個人15位、男子団体4位、混合団体3位に入賞。ワールドカップ札幌大会にも初出場し、30位でポイントを獲得。2017年冬季アジア大会札幌大会では、個人ノーマルヒル、ラージヒルともに銀メダル、団体では金メダルを獲得。

2017/18シーズンは、夏にコンチネンタルカップやサマーグランプリ白馬大会に参戦。冬にはジュニア世界選手権カンデルシュテーク大会で男子団体、混合団体ともに7位。2018年3月に札幌日本大学高校を卒業後、東京美装興業に入社。

2018/19シーズンはコンチネンタルカップやサマーグランプリに参戦し、白馬大会第1戦で10位。ジュニア世界選手権ラハティ大会では、個人10位、男子団体4位、混合団体7位。

2019/20シーズンには、コンチネンタルカップヴィケルスン大会で3位入賞。ワールドカップには6戦出場し、4戦でポイントを獲得。国内戦では国体およびTVh杯を制覇。

2020/21シーズンは、国内雪上開幕2連戦で連勝後、ワールドカップに参戦。コンチネンタルカップでは、8戦中2戦で1桁順位を獲得。

2021/22シーズンは、サマーグランプリでポイントを獲得。名寄・吉田杯を連覇し、HBC杯およびTVh杯で優勝。

2022/23シーズンは、札幌五輪記念、宮様大会2戦を制覇。ワールドカップ札幌大会2戦に出場するも、ポイント獲得には至らず。2023年8月には、大会中に左膝前十字靱帯を断裂し、シーズン後半は欠場を余儀なくされた。

主な競技成績

国際大会

アジア冬季競技大会

2017年札幌大会
男子個人ノーマルヒル：2位
男子個人ラージヒル：2位
男子団体ラージヒル：1位

ジュニア世界選手権

2016年ルシュノヴ大会
男子個人：18位
男子団体：3位
2017年パークシティ大会
男子個人：15位
混合団体：3位
男子団体：4位
2018年カンデルシュテーク大会
混合団体：7位
男子団体：7位
2019年ラハティ大会
男子個人：10位
混合団体：7位
男子団体：7位

ワールドカップ

最高順位：23位（2022/23シーズンまで）

サマーグランプリ

最高順位：8位（2021シーズンまで）

コンチネンタルカップ

通算3位：2回（2020/21シーズンまで）

国内大会

全国中学校スキー大会：2回優勝
札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会：2回優勝
国民体育大会冬季大会スキー競技会：優勝
宮様スキー大会国際競技会：4回優勝
全日本ジュニアスキー選手権大会：2回優勝
NBS杯スペシャルジャンプ白馬大会：優勝
国民体育大会冬季大会スキー競技会：優勝
TVh杯ジャンプ大会：2回優勝
名寄ピヤシリジャンプ大会：優勝
吉田杯ジャンプ大会：2回優勝
HBCカップジャンプ競技会：優勝
名寄サンピラー国体記念サマージャンプ大会：優勝
鹿角サマージャンプ・コンバインド大会：優勝
札幌オリンピック記念スキージャンプ競技大会：優勝
宮様スキー大会国際競技会：2回優勝

外部リンク

* FIS公式データ

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