岩根順子

岩根順子（いわね じゅんこ）

プロフィール

岩根順子氏は、1948年に滋賀県彦根市で生まれました。実業家としてサンライズ出版の代表取締役社長を務める傍ら、社会運動家としても活発に活動しています。また、三方よし研究所の創立者であり、副理事長も兼任しています。

経歴

1969年、滋賀大学経済短期大学部（現在の滋賀大学経済学部夜間主コース）を卒業後、父親が創業したサンライズに入社しました。1981年には、父親の後を継ぎ、同社の代表取締役社長に就任。翌1982年には、サンライズ印刷を設立し、こちらも代表取締役社長に就任しました。

1990年からは、滋賀県商工労働部が主催するAKINDOフォーラムの企画運営委員および会議委員を務め、地域経済の活性化にも貢献しました。1994年には、「淡海文化を育てる会」を発足させ、地域文化の振興に尽力するとともに、『淡海文庫』を創刊しました。この活動が評価され、1997年には滋賀県の文化・自然を全国に紹介した功績により、滋賀県知事からブルーレーク賞を授与されました。

2002年には、特定非営利活動法人三方よし研究所を設立し、副理事長に就任。2003年には、サンライズの社名をサンライズ出版に変更し、現在に至ります。2024年には、長年の地域文化への貢献が認められ、地域文化功労者として顕彰されました。

社会活動

岩根氏は、実業家としての手腕を発揮する傍ら、社会運動家としても積極的に活動しています。特に、滋賀県の地域文化の振興に力を入れており、その活動は多岐にわたります。

AKINDOフォーラム: 滋賀県商工労働部主催のAKINDOフォーラムの企画運営委員・会議委員を務め、地域経済の発展に貢献しました。
淡海文化を育てる会: 「淡海文化を育てる会」を発足し、『淡海文庫』を創刊。滋賀県の文化を広く発信しました。
三方よし研究所: 特定非営利活動法人三方よし研究所を設立し、近江商人の「三方よし」の精神を現代に活かすための活動を推進しています。

受賞歴

1997年: ブルーレーク賞
2024年: 地域文化功労者

年譜

1948年 - 滋賀県彦根市生まれ
1969年 - 滋賀大学経済短期大学部卒業
1969年 - サンライズ入社
1981年 - サンライズ代表取締役社長
1982年 - サンライズ印刷設立・代表取締役社長
1990年 - 滋賀県商工労働部主催AKINDOフォーラム企画運営委員・会議委員
1994年 - 「淡海文化を育てる会」発起・『淡海文庫』創刊
1997年 - ブルーレーク賞受賞
2002年 - 三方よし研究所設立・副理事長
2003年 - サンライズ出版に社名変更
2024年 - 地域文化功労者

関連事項

サンライズ出版
近江商人
滋賀県出身の人物一覧
滋賀大学の人物一覧
社会運動家一覧

外部リンク

サンライズ出版
* 三方よし研究所

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