岩橋慶侍

岩橋慶侍のプロフィール

岩橋慶侍（いわはし けいじ）は、1991年4月23日生まれで京都府京都市伏見区出身の元プロ野球選手です。彼は左投左打であり、2021年からオリックス・バファローズで打撃投手として活動しています。

経歴

プロ入り前

岩橋は小学校1年生の頃から野球を始め、京都市立深草中学校の深草中村メッツで投手としての道を歩みます。京都府立京都すばる高等学校では、2年生の秋からエースの座を狙いましたが、甲子園には出場できませんでした。その後、京都産業大学に進み、関西六大学野球リーグで輝かしい成績を収め、合計58試合に登板し、30勝、12敗、防御率1.56という数字を記録しました。その成績により、7球団のスカウトが彼を視察し、その注目を集めました。

ヤクルト時代

2013年10月24日に開催されたプロ野球ドラフトで東京ヤクルトスワローズから4位指名を受け、契約金4000万円、年俸800万円で入団しました。初年度の2014年には、5月に一軍に昇格し、読売ジャイアンツ戦で初登板を果たしました。同年6月にはプロ初セーブを記録し、7月には初勝利を挙げるなど順調なスタートを切りました。しかし、7月には左肘の痛みを訴え手術を受け、その後の2015年シーズンは1試合の登板にとどまりました。

2016年には14試合に登板し、台湾で行われたアジアウインターベースボールリーグにも選出されました。2017年はプロ初先発を経験し、その際に巨人戦で惜しくも敗れました。2019年シーズンが終了した後に戦力外通告を受け、ヤクルトを退団することとなります。

現役引退後

ヤクルト退団後の2019年12月にはオリックス・バファローズの球団スタッフに就任し、2021年から打撃投手としての活動を開始しました。同年には第一子が誕生するなど、プライベートでも新たなスタートを切っています。

選手としての特徴

岩橋の投球スタイルはスリークォーターからの投球であり、最速141km/hのストレートを武器としています。加えて、スライダーやチェンジアップ、カットボールなど多彩な球種を操ることができ、その小さなテークバックから繰り出される球は、打者にとって見えづらい特徴があります。

記録と成績

彼のデビューからの投手記録としては、2014年5月15日に初登板し、初奪三振を達成しました。また、初ホールド、初セーブ、初勝利も全て2014年内に記録しています。初先発は2017年9月8日の巨人戦で、自責点ゼロの投球を披露しました。

まとめ

岩橋慶侍はプロ野球選手としてのキャリアを経て、現在はオリックスで打撃投手として活躍しています。彼の野球に対する情熱と、数々の記録は多くのファンの心に残り、今後の活動も注目されています。

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