岸本大紀

岸本 大紀のプロフィールと競技歴

岸本 大紀（きしもと ひろのり、2000年10月7日生まれ）は、新潟県燕市出身の陸上競技選手であり、中距離走、長距離走、マラソンを専門としています。彼は青山学院大学の社会情報学部を卒業しており、現在はGMOアスリーツに所属しています。兄の岸本克佳も陸上競技に携わっており、ひとつの家族として陸上の情熱を共有しています。

経歴

高校時代まで

岸本は小学校2年生のときに、地元の分水ジュニア陸上クラブで中距離走を始めました。中学校3年生の時には全中大会の3000mに出場し、惜しくも転倒しながら12位という結果に終わりました。2016年に新潟県立三条高等学校に入学すると、陸上競技部に加入し、切磋琢磨の日々が始まります。高校2年生の時には、新潟県高校総体陸上で1500mと5000mにおいて2年連続で優勝し、3年生の時にはこの2種目で新記録を達成しました。また、2018年の福岡での記録会では5000mのタイムを14分10秒台に更新しました。

大学時代

岸本は高校卒業後、青山学院大学に進学します。彼は大学1年生にして、いきなり「大学三大駅伝」のひとつである出雲全日本大学選抜駅伝競走に出場し、第2区で16分16秒の記録を残し、区間賞を得るという印象的なデビューを果たします。さらに、全日本大学駅伝でも2区に出走し、区間5位に入賞します。2020年の箱根駅伝ではルーキーとしてエース区間の2区を任され、区間5位で走り抜きましたが、青山学院大学は総合優勝を達成しました。大学2年次には大腿骨疲労骨折で苦しむも、大学3年次には復活し、後の全日本大学駅伝では区間3位を獲得しました。

2021年12月の箱根駅伝では7区で出走し、区間賞を獲得。青山学院大学の復路の好調を支え、2022年の箱根駅伝では9区で見事な走りを見せつけましたが、総合3位に終わりました。大学生活を通じて、彼は多くの試練を乗り越え、成長を続けました。

社会人時代

卒業後、岸本はGMOアスリーツに入部し、競技生活を続けています。2024年には初のフルマラソンに挑戦し、別府大分毎日マラソンに出場。レースでは、先頭集団の中での力強い走りを見せつつ、最終的に3位という素晴らしい成績を収めました。このレースは彼のキャリアにおける重要な一歩となり、今後の成長への期待が高まります。

自己記録

• - 1500m: 3分52秒67（2018年、大学3年生）
• - 5000m: 13分32秒80（2023年）
• - 10000m: 27分54秒91（2023年）
• - ハーフマラソン: 1時間03分49秒（2022年、大学3年生）
• - マラソン: 2時間08分38秒（2024年、大学3年生）

主な戦績

岸本はこれまでに多くの大学駅伝やマラソン大会に出場し、その成果として大学駅伝全成績やマラソン全成績に名前を刻んできました。彼のこれからの活躍に注目が集まります。

参考リンク

• - GMOアスリーツ - 岸本 大紀
• - 岸本 大紀のSNS

以上が岸本 大紀選手の経歴と今後の展望です。

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