岸田和人

岸田和人 - プロサッカー選手



岸田和人（きしだ かずひと）は、1990年4月3日生まれのプロサッカー選手で、現在は中国サッカーリーグのFCバレイン下関に所属しています。大分県速見郡日出町の出身で、ポジションはフォワード（FW）です。彼の双子の弟、岸田翔平も同じくプロサッカー選手として知られています。

来歴


岸田は大分トリニータの下部組織でサッカーを学び、ここで多くの仲間たちと切磋琢磨してきました。彼と同世代には、東慶悟や清武弘嗣などの才能ある選手が含まれています。U-18からトップチームへの昇格は果たせなかったものの、福岡大学に進み、大学サッカーでの活躍を重ねました。特に、大学4年の時には第61回全日本大学サッカー選手権で準優勝し、最優秀FWに選出されました。

大学卒業後、岸田は2013年に日本フットボールリーグ（JFL）のFC町田ゼルビアに加入しましたが、出場機会は限られ、15試合に出場するだけで終わってしまいます。しかし、2014年にレノファ山口FCに期限付き移籍した後、彼の才能が開花します。このシーズン、岸田は17得点をマークしJFL得点王に輝き、さらにJFLベストイレブンにも選ばれました。

2015年にはレノファ山口FCに完全移籍し、Jリーグデビューを果たします。このシーズン、彼は32得点を挙げてJ3得点王に輝く活躍を見せ、チームのJ3優勝、J2昇格に貢献しました。また、彼は7試合連続ゴールのJ新記録を達成し、その存在感を示しました。

2016年には弟の翔平が在籍していた長崎との兄弟対決が話題になりましたが、怪我に悩まされ、得点は4に留まりました。2020年にはいわてグルージャ盛岡へ期限付き移籍し、2021年には再びレノファ山口FCに戻りました。2023年にはFCバレイン下関に移籍しています。

所属クラブ



個人成績


岸田は2015年3月15日にJリーグ初出場を果たし、同日に初得点も記録しています。彼の選手としての成績は、クラブへの貢献と個人賞に結びついています。

タイトル


クラブ


- 大分県サッカー選手権大会：1回（2007年）
- 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント：1回（2009年）
- 九州大学サッカーリーグ：3回（2009年、2010年、2012年）
- 福岡県サッカー選手権大会：2回（2011年、2012年）
- J3リーグ：1回（2015年）
- 山口県サッカー選手権大会：1回（2015年）

個人



まとめ


岸田和人選手は、地元大分からプロサッカーの道を選び、多くのクラブで活躍してきました。彼の成績やタイトルは、彼自身の努力と才能を証明するものです。兄弟での活躍も注目される中、今後のさらなる成長と活躍が期待されています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。