島原市立第二小学校

島原市立第二小学校について

島原市立第二小学校（しまばらしりつだいにしょうがっこう）は、長崎県島原市の萩が丘二丁目に位置する公立の小学校です。この学校は1873年に設立され、充実した教育環境を提供することを目的に設立された歴史ある教育機関です。略称は「二小」（にしょう）です。

概要

この学校は、長い歴史を有しており、創立135周年を迎えた2008年には、地域での教育の重要性を再確認する機会となりました。学校のシンボルである校章は、円形と「二」「小」という文字を組み合わせたもので、学校の理念や精神を表現しています。また、校歌は1942年に制定され、清水辰一の歌詞に信時潔の作曲が施されていますが、歌詞には校名は含まれていません。

校区と中学校区

島原市立第二小学校の校区は広範で、小山町、萩原一～三丁目、青葉町をはじめ、寺町、萩が丘一・二丁目、上の原一～三丁目などが含まれています。また、この小学校に進学する生徒たちが通う中学校は、島原市立第一中学校と第二中学校です。

沿革

校の歴史は非常に古く、設立当初は「一番小学協律学校」として始まり、その後「二番小学協律学校」と名称が変更されました。1875年には移転し、さらに様々な改称を経て、1938年には木造の校舎が完成しました。

その後、学校制度の変更により、1941年には「島原第二国民学校」とし、さらに1947年には現在の「島原市立第二小学校」として改名されました。学校給食が開始されたのもこの頃です。1972年には新しい校舎が完成し、1973年に体育館も完成しました。特に1976年には創立100周年の記念碑も建立され、多くの地域住民に親しまれる存在となっています。

最近の取り組み

学校は時代とともに進化し、1991年には雲仙普賢岳の噴火に伴い臨時休業を余儀なくされましたが、その後の復旧作業を経て授業を再開しました。2023年には創立150周年記念式典を実施し、地域の皆様や卒業生と共にその歴史を祝いました。

交通アクセス

島原市立第二小学校へは、最寄りの鉄道駅である島原駅や霊丘公園体育館駅からアクセスが可能で、バスでは島鉄バスの「萩が丘」バス停が便利です。周辺には島原総合運動公園や島原市営野球場、春陽保育園、稲荷大社、法義寺などの施設も揃っており、教育環境が整っています。

このように、島原市立第二小学校は地域の教育において重要な役割を果たし続けており、今後もその活動を通じて地域の発展に貢献していくことでしょう。

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