島根県立江津高等学校

島根県立江津高等学校

島根県立江津高等学校は、東京都江津市都野津町に位置する公立の高等学校で、1958年に設立されました。この学校の校訓は『思慮・高邁・貫徹』であり、生徒たちに思慮深さ、高い理想、そして貫徹する力を育む教育を目指しています。

沿革

この学校の歴史は、1958年に始まり、当初は普通科のみを持つ学校として開校しました。1995年には英語科が設置され、普通科4学級と英語科1学級の体制となりましたが、1996年には再度普通科と英語科のクラス編成が見直されました。2003年には、スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールとして指定され、3年間にわたり英語教育の強化が進められました。しかし、英語科は定員に満たない状況が続いたため、2012年度に募集を停止し、2013年度からは再び普通科3学級とする方針が取られました。

設置学科

江津高等学校は、現在普通科を中心とした学校で、通常は3学級で構成されています。過去には島根県内の高等学校として唯一の英語科が存在しましたが、その後廃止されました。現在の普通科は、基礎的なクラスと発展的なクラスに分かれた方式で運営されています。

部活動

部活動も非常に活発で、体育系には女子バレーボール部、ソフトテニス部、ハンドボール部、ソフトボール部、野球部、水球部、空手道部、サッカー部があります。特にハンドボール部はインターハイ常連校として知られています。

文化系の部活動には地域活性部、書道部、神楽部、吹奏楽部、美術部、生活科学部、茶道部などがあり、生徒たちは多様な活動を通じて自己表現やチームワークを学んでいます。

江津高等学校設置問題

江津には以前普通高等学校が存在せず、多くの学生が遠距離通学を強いられていました。そのため、島根県教育委員会は1958年に新設を決定し、江津市における高等教育機関の確立が求められました。また、江津市の合併条件には高等学校の誘致が含まれていました。設置候補地を巡る議論が続く中、江津市の代表者たちによる地区大会が開催され、地域の意見が反映されていく様子が見られました。最終的には、仮校舎や校地の選定が行われ、学校所在地が確定され、江津高等学校が設立される運びとなりました。

アクセス

学校へのアクセスは、山陰本線のJR都野津駅から徒歩で約15分です。このアクセスの良さも、学生たちにとって大きな利点となっています。

江津高等学校は、教育の質を高める取り組みや地域との連携を強化しながら、次世代を担う人材の育成に寄与し続けています。

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