島根県立矢上高等学校

島根県立矢上高等学校



島根県邑南町矢上にある島根県立矢上高等学校は、地域社会に貢献できる人材育成を目指す県立高等学校です。県内では珍しい産業技術科を設置している点が特徴で、普通科と合わせた2学科体制で、生徒の多様な興味・関心に対応した教育を行っています。

概要



矢上高校は、地域に開かれた学校づくりを推進しており、地域住民向けの授業参観講座を開設するなど、地域との連携を深めています。また、生徒の自主性や創造性を育むため、様々な部活動や学校行事を展開し、活気あふれる学校生活を支援しています。

教育目標



矢上高校では、以下の5つを教育目標として掲げています。

1. 教養と人間性豊かな人を育てる
2. 人権を尊重し、主体的に行動する人を育てる
3. 誠実で責任感のある人を育てる
4. 勤勉で勤労を尊ぶ人を育てる
5. 豊かな情操と創造性のある人を育てる

これらの目標を達成するため、教職員一同が協力し、生徒一人ひとりの個性を尊重した丁寧な指導を心掛けています。

設置課程・学科



全日制課程
普通科:基礎学力の定着と進路実現をサポート
産業技術科:専門的な知識・技術を習得し、地域産業を担う人材を育成

校訓



腕に覚えのある人間
筋金の通った人間
おもいやりのある人間

沿革



矢上高校は、1893年(明治25年)に設置された組合立高等小学校を起源とし、時代の変化とともに様々な変遷を経て現在に至ります。

1893年(明治25年):組合立高等小学校が設置
1914年大正3年):高等小学校に矢上村立実業補習学校が併設
1921年大正10年):矢上村青年学校に改称
1926年大正15年):青年農芸学校・青年家政女学校と改称
1927年昭和2年):矢上村立実業学校に改称、農林科と家政科を設置
1948年昭和23年):学制改革により島根県立矢上高等学校として発足
1993年(平成5年):学科改編により農業科を産業技術科とする

部活動



運動部



バレーボール
バスケットボール
硬式野球部
ソフトテニス
卓球部
バドミントン
剣道
陸上部

文化部



演劇
美術
写真
華道
吹奏楽
自然科学

同好会



ボランティア同好会
放送同好会

著名な出身者



酒井順也(元プロ野球選手
日高慎二(X+のメンバー)
中村輝夫(元日本化薬社長)

関連項目



島根県高等学校一覧
日本の農業に関する学科設置高等学校一覧

外部リンク



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