島津製作所ラグビー部(しまづせいさくしょラグビーぶ、英: Shimadzu Corporation Rugby Football Club)は、計測機器や医療機器などを製造する大手精密機器メーカー、
島津製作所が所有する
ラグビーユニオンチームです。チームの本拠地は
京都府にあり、2023年時点では日本の地域リーグである
トップウェストのAカテゴリーに所属しています。チーム登録名は「
島津製作所Breakers」として活動しています。
沿革
当チームは
1988年に創部されました。関西地方の社会人ラグビーリーグで歴史を積み重ねてきました。創部から約30年後の
2017年には、チーム名を「
島津製作所Breakers」へと変更し、新たな一歩を踏み出しました。
主な戦績
島津製作所ラグビー部は、創部以降、関西社会人リーグから現在の
トップウェストへと所属リーグを移しながら、激しい昇降格を経験してきました。初期の関西社会人リーグでは、C3リーグからスタートし、DリーグやCリーグで優勝を経験して上位リーグへの昇格を果たしましたが、短期間で降格を喫するなど、昇降格を繰り返す時期がありました。2002-2003シーズンには、リーグ再編に伴い
トップウェストBへ参入しました。
トップウェストBでは長期間活動し、リーグの中位から上位に位置する成績を収めてきました。特に
2011-2012シーズンには
トップウェストBで
初優勝を飾り、上位リーグである
トップウェストA1(当時の名称)への昇格を果たしました。しかし、翌シーズンには再び降格を経験します。
再び
トップウェストBでの戦いを続け、
2016-2017シーズンには再び
トップウェストBで
優勝。この優勝により、現在の
トップウェストAへの昇格を決めました。
トップウェストA昇格後は、リーグ残留を目標に戦い続け、初年度の2017-2018シーズンは入替戦での勝利により残留を果たしました。
トップウェストAでの近年の成績を見ると、2018-2019シーズン以降、リーグの中位から下位に位置することが多かったものの、着実に力をつけ、
2021-2022シーズンにはレッドカンファレンスで3位となり、最終順位決定戦を制して5位となりました。続く
2022-2023シーズンは5勝3敗で
4位、そして
2023-2024シーズンには
トップウェストAで
2位(6勝1敗)という顕著な成績を残し、3地域社会人リーグ順位決定戦に進出(結果は5位)するなど、
トップウェストAにおける強豪の一角として存在感を示しています。直近の
2024-2025シーズンは4勝3敗で4位となっています。
チーム情報
2019年度のスコッドにおける主将は
野村宏輝選手でした。
関連事項
チームは
京都市を本拠地としており、
京都市には当チーム以外にも多くのプロ・アマチュアスポーツチームが存在します。また、チーム母体である
島津製作所や、所属リーグである
トップウェストは、関連性の高い項目として挙げられます。
外部リンク
島津製作所ラグビー部に関する詳細情報は、以下の公式媒体で確認できます。