島田市立川根中学校

島田市立川根中学校について

島田市立川根中学校（しまだしりつ かわねちゅうがっこう）は、静岡県島田市川根町身成にある公立の中学校です。この学校は、静岡県立川根高等学校と連携して中高一貫教育を行っており、教育の質の向上を目指しています。

沿革

島田市立川根中学校の歴史は1946年（昭和21年）に始まります。当初は川根町立川根中学校として設立され、その後1962年（昭和37年）には旧校舎が完成し、1966年（昭和41年）には旧体育館も整備されました。1968年（昭和43年）には、現在も使用されている50mプールが完成し、さらなる教育環境の充実が図られました。

1989年（平成元年）6月10日には新校舎の起工式が行われ、翌1990年（平成2年）2月には新校舎が竣工しました。この新校舎の建設には総工費約8億6000万円がかかりました。その後、1996年（平成8年）には創立50周年記念式典が盛大に開催され、学校の歴史と成果を祝いました。

2007年（平成19年）には川根町立笹間中学校との統合が行われ、2008年（平成20年）には町が島田市に編入合併された結果、現在の島田市立川根中学校となりました。

部活動

学校内には多様な部活動が存在しており、運動部は野球部、サッカー部、卓球部、バレー部の4つ、文化部は吹奏楽部の1つが活動しています。ただし、2020年度（令和2年度）をもって剣道部は部員の減少により新たな募集を停止しています。その代わりに、卓球部では男子部員の募集を新たに行うなど、活動を活発化させています。

交通

島田市立川根中学校へのアクセスは、公共の交通機関を利用すると便利です。大井川鐵道家山駅からは徒歩約18分、新しく繋がった島田市コミュニティバスの川根温泉線では、ウエルシア前の停留所からおよそ徒歩4分です。また、川根中学校入口からは徒歩約2分の距離にあり、通学にも便利な立地です。

周辺施設

学校の近くには、島田市立川根小学校や川根温泉といった施設があり、地域と連携した教育活動も行われています。自然に囲まれた場所に位置するため、豊かな環境の中で子供たちが学ぶことができます。

校歌

島田市立川根中学校の校歌は、山紫水明と呼ばれる川根の自然の美しさと、生徒たちがのびのびと育つ様子を歌っています。この曲は、生徒に希望を持たせ、高みを目指すよう鼓舞する内容になっています。作詞と作曲は柴田秀二によって手がけられています。

まとめ

島田市立川根中学校は、川根町の豊かな自然環境の中で、中高一貫教育の体制を整え、生徒たちに多様な学びの場を提供しています。地域との密接な関わりを持ち、歴史ある学校としての歩みを続けています。

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