川口浩史

川口浩史（かわぐち ひろふみ）は、1970年8月31日生まれの日本の映画監督です。

人物・経歴

川口監督は、日本映画学校（現在の日本映画大学）の5期卒業生です。卒業後は、映画監督としてのキャリアを積むために、篠田正浩、行定勲、奥田瑛二といった日本映画界を代表する監督たちの作品で助監督を務めました。これらの経験を通じて、映画制作の現場における実践的な知識と技術を習得しました。

そして、2010年に公開された『トロッコ』で、満を持して映画監督としてデビューを果たしました。この作品は、彼の初監督作品でありながら、第20回多摩映画祭新人監督賞、2010全国映連賞監督賞、第20回日本映画批評家大賞新人監督賞を受賞するなど、高い評価を受けました。

映画作品

川口監督は、監督デビュー以前から数多くの映画作品に助監督として携わってきました。以下に、彼の主な参加作品を年代順に示します。

2000年
『不思議のたたりちゃん』（助監督）
2002年
『みすゞ』（助監督）
『フィラメント』（助監督）
2004年
『HAZAN』（助監督）
『油断大敵』（助監督）
2005年
『スーツ』（助監督）
『春の雪』（助監督）
2006年
『アダン』（助監督）
2007年
『遠くの空に消えた』（助監督）
2010年
『トロッコ』（監督）
『チョルラの詩』（監督）

これらの作品を通じて、川口監督は様々なジャンルやスタイルの映画制作に携わり、その経験を自身の監督作品に活かしています。

外部リンク

トロッコ公式サイト監督プロフィール
@kennchanayo on Twitter

川口浩史監督は、助監督時代から培ってきた確かな技術と、独自の視点を持つ映画監督として、今後の活躍が期待されています。

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