川崎市平和館

川崎市平和館は、川崎市中原区の平和公園内にある施設で、平和をテーマとした展示を行っています。1992年の開館以来、2014年と2024年に展示内容が更新され、より充実した内容となっています。

常設展示

平和館の常設展示は、「日本と戦争」、「戦争と人間」、「もうひとつの戦争」という3つのテーマで構成されています。展示室に入るとまず「平和の反対ってなんだろう」という問いかけから始まり、来館者は平和について考えるきっかけを与えられます。川崎市と戦争の関わり、川崎大空襲の悲劇、日本の戦争の歴史、軍事力と平和の関係、国家による弾圧、現代の武力紛争、メディアと平和、戦争以外の非平和、そして平和への取り組みといった多角的な視点から、戦争と平和について深く掘り下げて学ぶことができます。

展示内容

導入: 平和の反対とは何かを問いかけ、展示への導入とします。
川崎と戦争: 川崎市が過去の戦争でどのような影響を受けたかを解説します。
川崎大空襲: 川崎市が受けた空襲の被害について紹介します。
日本と戦争: 日本が関わった様々な戦争について歴史を振り返ります。
軍事力と非平和: 軍事力が平和に与える影響について考えます。
平和を考えるアニメーション: 「ある竹林のはなし」というアニメーションを通して、平和について考えます。
国家による弾圧: 国家権力による弾圧の歴史を振り返ります。
現代の武力紛争: 現在世界で起きている武力紛争について解説します。
メディアと非平和: メディアが平和に与える影響について考えます。
戦争以外の非平和: 戦争以外の非平和的行為について考えます。
平和への取り組み: 平和を築くための取り組みについて紹介します。
体験コーナー: 防空壕を再現したコーナーで、当時の状況を体験できます。
平和の広場: 屋内広場として、休憩やイベントに利用できます。
拉致被害者家族支援コーナー: 拉致被害者である横田めぐみさんのコーナーが設けられています。
DVDコーナー: 平和に関する映像資料を視聴できます。
図書コーナー: 平和に関する図書を閲覧できます。

その他

平和館では、常設展示のほかに企画展示やシンポジウムなども開催されています。平和について深く考えたい人、歴史を学びたい人にとって、非常に有意義な施設です。

所在地
〒211-0021 川崎市中原区木月住吉町33-1

交通アクセス
JR南武線、横須賀線・湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線「武蔵小杉駅」下車、徒歩約10分
東急東横線・目黒線「元住吉駅」下車、徒歩約10分

外部リンク
公式ウェブサイト

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