川崎市立木月小学校

川崎市立木月小学校

川崎市立木月小学校は、神奈川県川崎市中原区木月4丁目に位置する公立小学校です。1971年に開校して以来、地域社会と共に発展を続け、多くの卒業生を送り出してきました。

沿革

木月小学校は、1970年7月に第1期校舎の建設工事が開始され、翌1971年3月に竣工しました。同年4月には、川崎市立住吉小学校から分離独立する形で開校し、児童の入学式が挙行されました。開校当初の児童数は、1年生108名、2年生77名、3年生61名の合計246名、教職員数は16名でした。同年5月にはPTAが設立され、11月には開校記念式典が開催され、校章、校歌、校旗が制定されました。

その後、児童数の増加に伴い、1972年3月に第2期校舎増築工事、1973年2月には第3期校舎増築工事が完了しました。同年7月には体育館とプールが完成し、10月には体育館の落成記念祝典が挙行されました。1975年2月には、第4期校舎増築工事が完了し、普通教室や昇降口、校庭倉庫が整備されました。1982年3月には、第5期校舎増築工事が完了し、図書室や図工室、視聴覚室、家庭科室などが設置されました。

開校から5周年、10周年、15周年、20周年、30周年、40周年、50周年と、節目ごとに記念式典や祝賀会が開催され、学校の歴史を刻んできました。特に、10周年記念では、記念誌や副読本の発行、飼育小屋や体育遊具の設置が行われ、教育環境の充実が図られました。また、1991年には「友情の像」が設立され、児童の心の成長を促す取り組みも行われています。

校舎の改修や設備の整備も継続的に行われており、1987年には校庭改修工事、1993年には音楽室冷房工事、1996年には職員室拡張工事、1997年には給食調理室の改修や廊下の照明設備の設置などが行われました。また、1999年には児童更衣室が設置され、2000年には給食室の炊飯器が交換されました。2005年には旧校舎の教室に扇風機が設置され、2006年には全ての教室に扇風機が完備されました。

情報化社会に対応するため、2006年には校内パソコンLANが設置され、2008年には学校図書館ネットワークLANが整備されました。2009年には普通教室にクーラーが設置され、教育環境の快適化が図られました。

2011年には創立40周年を迎え、記念式典や子ども式典が挙行され、スローガンパネルやシンボルマークが設置されました。2012年には校庭の芝生化活動が始まり、2016年には体育館と校舎外壁の改修工事が着工され、2017年に体育館が完成しました。2020年には新校舎のトイレ改修工事が完了し、2022年には創立50周年記念式典が開催されました。

通学区域

木月小学校の通学区域は、以下の通りです。

中原区木月2丁目
中原区木月4丁目

卒業生は、主に川崎市立住吉中学校に進学します。

周辺施設

木月小学校の周辺には、以下の施設があります。

木月小学校わくわくプラザ（同一建物内）
妙海寺
社会福祉法人川上立正福祉会木月保育園
神奈川県警察学校
第二機動隊
木月下町公園
神奈川県道14号鶴見溝ノ口線
JR東海道新幹線（駅は離れている）
矢上川
慶應義塾大学矢上キャンパス（矢上川対岸）

交通アクセス

木月小学校へのアクセスは、以下の通りです。

臨港バス「川53」「川54」「川60」「川61」系統「石神橋」バス停下車、徒歩約6分
東急東横線・目黒線元住吉駅から徒歩約14分

教育活動

木月小学校では、児童の学力向上だけでなく、豊かな心を育むための様々な教育活動が行われています。特に、慶応義塾大学との連携事業である「ケーキ☆サイエンス」は、児童の科学への興味関心を高めるユニークな取り組みとして知られています。

まとめ

川崎市立木月小学校は、地域に根ざした教育活動を展開し、児童の成長を支えています。50周年を迎え、歴史と伝統を大切にしながら、未来へ向けて歩み続けています。

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