川嶋真

川嶋真

川嶋真（かわしま まこと、1961年10月3日 - ）は、日本の財務官僚。

経歴

1961年（昭和36年）10月3日、滋賀県甲賀郡水口町（現在の甲賀市）に生まれる。滋賀県立膳所高等学校を経て東京大学法学部を卒業後、1985年（昭和60年）4月に大蔵省に入省。大臣官房文書課に配属される。

初期のキャリアでは、1990年（平成2年）7月10日に高山税務署長に就任。その後、国税庁長官官房企画課長、国税庁長官官房人事課長、仙台国税局長、国税庁課税部長、財務省大臣官房参事官兼大臣官房審議官（大臣官房担当）など、重要な役職を歴任した。

2018年（平成30年）4月1日には、独立行政法人造幣局理事長に就任。2021年（令和3年）4月1日に財務省を退職した。

年表

1985年（昭和60年）4月 - 大蔵省入省。
1989年（平成元年）7月 - 主税局総務課秘書係長。
1990年（平成2年）7月 - 高山税務署長。
1991年（平成3年）7月 - 名古屋国税局総務部総務課長。
1993年（平成5年）7月 - 主計局法規課長補佐（第七）。
1994年（平成6年）7月 - 主計局主計官補佐（経済協力第二係主査）。
1996年（平成8年）7月 - 主計局主計官補佐（司法・警察係主査）。
1997年（平成9年）7月 - 銀行局調査課長補佐。
1998年（平成10年）7月 - 金融監督庁監督部保険監督課長補佐（総括、総務）。
1999年（平成11年）7月 - 金融監督庁監督部銀行監督第一課長補佐（総括、総務）。
2000年（平成12年）7月 - 金融庁監督部総務課長補佐（総括）。
2001年（平成13年）
1月 - 金融庁監督局総務課長補佐（総括）。
7月 - 財務省大臣官房付。
2003年（平成15年）3月 - 金融庁総務企画局政策課研究開発室長兼企画課信託法令準備室長。
2004年（平成16年）7月 - 大臣官房企画官兼主計局司計課。
2005年（平成17年）7月 - 主計局主計企画官（財政分析担当）。
2007年（平成19年）7月 - 主税局総務課主税企画官兼主税局調査課兼主税局税制第一課。
2008年（平成20年）7月 - 主計局主計官（内閣、司法・警察、財務係担当）。
2009年（平成21年）7月 - 東京国税局総務部長。
2010年（平成22年）7月 - 国税庁課税部課税総括課長。
2011年（平成23年）7月 - 国税庁長官官房企画課長。
2012年（平成24年）8月 - 国税庁長官官房人事課長。
2014年（平成26年）7月 - 仙台国税局長。
2015年（平成27年）7月 - 国税庁課税部長。
2017年（平成29年）7月 - 財務省大臣官房参事官兼大臣官房審議官（大臣官房担当）。
2018年（平成30年）4月 - 独立行政法人造幣局理事長。
2021年（令和3年）4月 - 財務省を退職。

川嶋真は、その長年にわたる財務官僚としての経験を通じて、日本の財政運営に大きく貢献した人物である。

もう一度検索