川村さおり

川村さおり

川村さおり（かわむら さおり、1970年1月5日 - ）は、三重県出身の日本の柔道家です。現役時代は56kg級の選手として活躍し、身長は162cmでした。

人物

川村さおりは、昭和女子短大在学中に頭角を現しました。1989年の体重別選手権56kg級では、決勝で阿武美和と対戦し、有効ポイントで敗れて2位となりました。同年、福岡国際柔道選手権大会では3位に入賞し、国際大会での実績を積み始めました。さらに、ブルガリア国際柔道大会では見事優勝を果たし、初の国際大会制覇を成し遂げました。

1990年には、大池中学校の教員として教鞭を執る傍ら、柔道家としても活動を続けました。同年の体重別選手権では、決勝で小竹尚子と対戦。1-2という僅差の判定で敗れ、2年連続で2位となりました。しかし、その実績が評価され、アジア大会の日本代表に選出されました。

アジア大会では、初戦で台湾の選手であるツァイ・シュウヒュイに技ありで敗れるという苦渋を味わいました。さらに、3位決定戦では韓国のチョ・ミンソンに有効ポイントで敗れ、5位という結果に終わりました。

1992年には、体重別選手権で3位に入賞。その後の強化選手選考会では優勝を果たし、再び注目を集めました。

主な戦績

1989年 - 体重別　2位
1989年 - 福岡国際　3位
1990年 - ブルガリア国際　優勝
1990年 - 体重別　2位
1990年 - アジア大会　5位
1992年 - 体重別　3位
1992年 - 強化選手選考会　優勝

外部リンク

川村さおり - JudoInside.comのプロフィール（英語）

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