川村虹花

川村虹花



神奈川県横浜市出身、1995年12月26日生まれ。モデル、プロデューサーとして活動する日本の女性。

かつてはアイドルグループ「仮面女子」「アリス十番」の中心メンバーとして活躍し、その傍ら総合格闘家としてもリングに上がるという異色の経歴を持つ。また、元YouTuber、元歌手としての顔も持つ。現在は、タレント活動をフリーで行いつつ、プロデューサーとしてはRITZ PRODUCTIONに所属。

自身のアパレルブランド「Iris」の事業主であり、居酒屋の公式キャラクターデザインや、神奈川県警察の防犯イメージキャラクターを務めるなど、クリエイター、広報活動にも携わっている。さらに、アイドルグループ「ディディスコッコ‼︎」のプロデュースを手がけるなど、多岐にわたる分野で才能を発揮している。

経歴



幼少期から学生時代にかけてはバレーボールに打ち込み、小学3年生から中学3年生までの6年間、情熱を注いだ。高校1年時にアリスプロジェクトに所属し、アイドルとしての道を歩み始める。

2012年3月、Prismの一員として初ステージを踏む。同年6月にはOZのデビューメンバーとなり、初代センター(ドロシー役)を務める。10月にはOZを離れ、新ユニットであるスチームガールズに加入した。翌2013年8月、スチームガールズを卒業し、アリス十番へ昇格。グループ内で重要なポジションを確立していく。同年には派生ユニット「ポイサン委員会」のメンバーや、「アイドル妖怪カワユシ」のセンターとしてメジャーデビューも経験した。2016年にはポイサン委員会を卒業。

総合格闘家として



2017年頃から総合格闘技ジムでのトレーニングを開始し、肉体改造に取り組む中で、母がプロレスラーを目指していた過去を知り、格闘技への関心を深める。同年2月、プロレス団体「ガンバレ☆プロレス」のオーディションに合格。約7か月の練習を経て、9月にプロレスデビューを飾った。プロレス活動と並行し、同年12月には女子総合格闘技イベント「DEEP JEWELS 18」にて、プロ格闘家としてリングに上がる。このデビュー戦で判定勝利を収めた。その後もDEEP JEWELSで試合を重ね、2018年6月には山崎桃子戦でプロ初勝利をKOで飾る。同年12月には大晦日の「RIZIN」出場を果たし、注目を集めた。その後も試合を続け、2020年2月の試合ではTKO勝利を収めている。

卒業後の活動



2021年4月、長期にわたり所属した仮面女子およびアリス十番を卒業。同年5月にはアリスプロジェクトからの退所を報告した。そして6月には、総合格闘技からの正式な引退を発表。以降はフリーランスとして活動を開始し、モデルやタレント業を継続。並行してライブ配信やSNSでの情報発信にも力を入れる。同年12月には自身のアパレルブランド「Iris」を立ち上げ、事業をスタートさせた。写真集やカレンダーの発売、自身がプロデュースするイベントの開催など、精力的に活動。2022年には、かつての同僚と共にラジオ番組のMCを務めたり、神奈川県警察から防犯イメージキャラクターに委嘱されたりと、多方面で活躍の場を広げた。また、キックボクシングフィットネスクラスの講師も務める。2022年12月にはソロでの音楽活動を再開。そして2023年4月には、自身がプロデュースするアイドルグループ「ディディスコッコ‼︎」がデビューを果たし、プロデューサーとしての手腕を発揮している。過去には尿管結石やウイルス性胃腸炎を経験しつつも、活動を続けている。

人物



中学時代にAKB48に憧れ、アイドルを目指すようになった。当初はAKB48への加入を考えていたが、独特な魅力を持つ仮面女子に出会い、その道を選んだという。自身の体で最も自信があるのは腹筋だと公言している。運動能力は高く評価されており、「頭でイメージしたことをすぐに体現できるタイプ」と評されている。好きな食べ物はチョコレートで、共同で運営するYouTubeチャンネル名の由来にもなっている。

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