川端一郎

川端一郎（かわばた いちろう）は、1952年（昭和27年）に京都府で生まれた日本の外交官です。彼は2016年（平成28年）2月からカザフスタン駐箚特命全権大使を務めました。以前は在サンクトペテルブルク日本国総領事も務めています。

人物・経歴

川端氏は京都府出身で、1976年（昭和51年）に上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業後、外務省に入省しました。1979年（昭和54年）には在ソ連大使館に勤務し、その後は本省、アメリカ、ロシアといった国々で職務を経験しました。

1994年（平成6年）には、外務省欧亜局ロシア課にて専門官、地域調整官、企画官を歴任し、ロシアとの関係において専門的な知識と経験を積みました。2001年（平成13年）には在ロシア大使館参事官に就任し、日露間の外交関係に貢献しました。また、在サンクトペテルブルク日本国総領事も務め、ロシアにおける日本の利益を代表し、領事サービスの提供や文化交流の促進に尽力しました。

2012年（平成24年）には、外務省大臣官房会計課福利厚生室長に就任し、外務省職員の福利厚生に関する業務を担当しました。2016年（平成28年）には、カザフスタン駐箚特命全権大使に就任し、カザフスタンとの関係強化に努め、2018年（平成30年）12月までその職を務めました。2019年（平成31年）4月からは外務省記録審査員として、外交記録の審査に携わっています。

川端一郎は、長年にわたり外務省で様々な要職を歴任し、特にロシアとの関係において豊富な経験と知識を持つ外交官です。彼のキャリアは、日本の外交における重要な貢献を示しています。

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