川竹道夫

川竹道夫：ギター音楽への情熱と多岐にわたる活動

川竹道夫（かわたけ みちお）は、1948年1月22日に徳島県徳島市で生まれたクラシックギタリストです。楠藤吉左衛門の末裔という家系に生まれました。

学びと音楽への道

徳島県立城南高等学校を経て同志社大学工学部電気工学科を卒業。大学在学中にギタークラブでギターを始めました。上京後、尚美音楽学園（現東京コンセルバトワール尚美）で本格的に音楽を学び、ギターを大沢一仁、山口治良、阿部元幸、アリリオ・ディアスに師事。リュートをつのだたかしに師事しました。

教育者としての貢献

1973年、尚美音楽学園の講師となり後進の指導にあたりました。1977年に徳島へ帰郷し、エミール音楽院を設立。ギター教授活動を開始し、多くの生徒を育成しました。1990年には、徳島ギター協会を設立し、地域におけるギター音楽の普及に尽力しました。

多彩な音楽活動と研究

1995年からは、民族楽器やギターなどの楽器製作、そして民族音楽の研究にも取り組み始めました。1996年には、近世雑楽団「エストラーダ」を結成し、多様な音楽表現を追求しています。2000年には、ギターリサイタル「プラテロと私」を開催し、高い評価を得ました。2003年には、徳島において「第一回アマチュアギター製作コンテスト」を開催し、楽器製作の振興にも貢献しています。

幅広い活動

音楽活動以外にも、有限会社エミール・ソフト開発の代表取締役や社会福祉法人 徳島いのちの電話の理事を務めるなど、多岐にわたる分野で社会に貢献しています。

所属団体

ギター関連

徳島ギター協会会長
日本スペインギター協会理事
ジュニア・ギター教育協会理事
GLCギターリーダースクラブ会員
社団法人日本ギター連盟会員

その他の音楽関連

徳島県音楽協会副会長
近世雑楽団エストラーダ団長
徳島フルート協会理事
日本二胡振興会会員

出版物

CD 「エストラーダ」
CD「川竹道夫愛奏曲集」
エッセイ集「道〜我が優しき徳島」
* 「我ら団塊一年生」（同窓会記念誌＝共著）


川竹道夫は、クラシックギタリストとしてだけでなく、教育者、研究者、そして地域文化の振興に貢献する多才な人物です。その情熱と活動は、多くの人々に影響を与え続けています。

外部リンク

近世雑楽団エストラーダ

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