工藤仁美

工藤仁美

工藤仁美（くどう ひとみ、1955年5月31日 - ）は、日本の政治家、そして労働運動家です。衆議院議員を1期務めました。

経歴

北海道出身。北海道札幌旭丘高等学校を経て、藤女子短期大学（現・藤女子大学短期大学部）国文科を卒業しました。

1996年から2009年まで、北海道職業能力開発促進センターものづくり人材育成協議会委員を務め、地域の人材育成に貢献しました。また、札幌地区ユニオン書記長、そしてパート労働者のための労働組合である札幌パートユニオンの会長を歴任し、労働者の権利擁護に尽力しました。特に、パート労働者の労働条件改善や地位向上に力を注ぎました。

2009年8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙では、民主党から比例北海道ブロックで立候補し、初当選を果たしました。この選挙で、民主党は北海道ブロックで4議席を獲得。重複立候補者の多くが選挙区で当選する中、工藤は単独で名簿順位14位ながら、議席を獲得しました。

衆議院議員としては、労働問題や地域経済の活性化に取り組みました。しかし、2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙では、栃木4区から民主党公認で立候補したものの、惜しくも落選しました。

その他

工藤仁美は、労働運動家としての経験を活かし、政治の舞台でも労働者の声を代弁することを目指しました。女性の社会進出や格差是正など、現代社会が抱える課題にも積極的に取り組みました。

北海道雇用経済研究機構 HERO REPORT No69 2007-10（PDFファイル）
衆議院選挙2009 候補者情報 工藤仁美（Yahoo!みんなの政治）

関連項目

* 日本の女性国会議員一覧

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