巧

巧-TAKUMI（たくみ）について

巧-TAKUMIは愛知県出身のイラストレーターであり、墨絵アーティストです。彼の作品は墨の表現を重視し、アナログ・デジタルの両方でその魅力を深く追求しています。墨で描かれた彼の絵作品は、現代社会の中での感情や欲望、そして解放感をメッセージとして込められています。

来歴

巧は幼少期から絵を描くことが好きであり、数々の絵画コンクールで入賞するという実績を持っています。彼はあいち造形デザイン専門学校に進学しますが、当初はアーティストとして活動することに対して前向きではありませんでした。しかし、2013年に愛・地球博記念公園で開催されたライブペイント大会で準優勝を果たしたことをきっかけに、次第に描く楽しさを再認識します。

彼は周囲からアーティスト活動を続けることに反対されましたが、プロのイラストレーターたちとの出会いがきっかけで、活動を本格的に再開する決意をします。しかし、両親との対立があり、勘当同然に家を出て、住み込みで働きながらアーティスト活動を続けました。約3年後の2016年、ついにイラストレーター・墨絵アーティストとして独立し、両親との関係も修復されます。

同年、彼はL.A.B 7（ライブアートバトル）で優勝し、G-SHOCKの「勝手に広告展」コンテストでもファイナリストに入るなど、活動は一層注目を集めるようになりました。SNSを通じて多くのサポーターやファンとの交流が生まれ、様々なジャンルに挑戦する機会を得ます。2018年にはモッコメリアンTシャツコンテストで最優秀賞を獲得し、大OSAKA画材祭のライブペイントでも優勝を果たすなど、活動の幅を広げていきます。

2019年には、平安神宮にて大規模なライブペイントを行い、令和元年に開催された祭nine.の武道館ライブでは背景イラストを担当。その後、2020年にはアパレルブランド「阿吽」を設立し、TheotexのCEOからも認められて所属アーティストとなります。

作風

巧の作風は、墨の表現と墨絵にインスパイアされた作品が特徴です。彼の作品は、精密で躍動感のあるタッチで描かれ、現代社会における不自由さや束縛感をテーマにしつつ、感情や欲求、解放感を表現しています。彼は今後もこの作風を探求し続け、多様なアートシーンでの存在感を示していくでしょう。

年譜と実績

• - 2013年: L.A.B（ライブアートバトル）学生大会準優勝
• - 2016年: イラストレーター・アーティストとして独立
• - 2016年: L.A.B 7（ライブアートバトル）優勝、G-SHOCKのコンテストファイナリスト
• - 2018年: モッコメリアンTシャツコンテスト最優秀賞、大OSAKA画材祭ライブペイント優勝
• - 2019年: 平安神宮での大規模ライブペイント
• - 2020年: アパレルブランド「阿吽」を設立、Theotexに所属

メディア出演

巧は中京テレビの「ボイメンジャパネスク」やCCNの「角谷観光」などのメディアにも出演し、彼の活動が広く認知されています。これからの展開にも大いに期待が寄せられています。

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