市立根室病院

市立根室病院

市立根室病院は、北海道根室市に所在する医療機関であり、根室市によって運営されています。この病院は、根室二次保健医療福祉圏（根室振興局管内と同一地域）における災害拠点病院としての重要な役割を担っています。

概要

その起源は1872年（明治5年）に弥栄町に開設された官立根室病院に遡ります。1880年（明治13年）10月22日に初めて院長が任命され、その後、1900年（明治33年）に町立根室病院となりました。根室市が市制を施行した1957年（昭和32年）8月1日に、現在の市立根室病院という名称に改称されました。

1980年（昭和55年）10月22日には、東京医科大学の指定病院となり、教育・研究の面でも連携を深めています。

近年、常勤医師の確保が困難になったため、2007年（平成19年）4月からは、救急搬送などを除く夜間の救急診療を停止しています。しかし、2013年（平成25年）1月29日には、新病院施設での診療を開始し、医療環境の改善が図られました。また、2015年（平成27年）4月1日からは、地方公営企業法の全部適用へと移行し、経営の効率化を目指しています。

診療科

市立根室病院では、内科、外科、小児科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、精神科、放射線科、麻酔科など、幅広い診療科目を設けています。

医療機関の指定等

市立根室病院は、以下の医療機関としての指定を受けています。

保険医療機関
労災保険指定医療機関
指定自立支援医療機関（更生医療・精神通院医療）
生活保護法指定医療機関
結核指定医療機関
原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
北海道災害拠点病院

これらの指定は、市立根室病院が地域社会の様々なニーズに対応できる医療を提供していることを示しています。

交通アクセス

市立根室病院へのアクセスは以下の通りです。

JR根室本線 根室駅より根室交通バスで「市立病院前」停留所下車、徒歩で約1分。
JR根室本線 根室駅より徒歩で約15分。

根室駅からのアクセスも良好であり、地域住民にとって利用しやすい病院となっています。

市立根室病院は、長年にわたり根室地域の医療を支えてきた重要な医療機関です。今後も、地域住民の健康と福祉に貢献していくことが期待されます。

外部リンク

根室市役所［病院トップ］'>根室市役所［病院トップ］

もう一度検索