帝塚山学院大学

帝塚山学院大学について

帝塚山学院大学（Tezukayama Gakuin University）は、大阪府堺市南区晴美台にある私立大学で、1916年の創立以来、数多くの歴史が刻まれています。1966年に正式に大学として設立され、略称として「帝塚」や「TGU」が用いられています。運営は学校法人帝塚山学院が行っており、もともとは大阪市住吉区の帝塚山に設立された女子大学でした。近年では男女共学化が進み、2003年には人間文化学部が共学化、2007年からは全学的に男女共学となりました。

大学の歴史

帝塚山学院大学の起源は1916年に設立された財団法人帝塚山学院にさかのぼります。その後、1917年に帝塚山学院小学校が開校し、1918年には幼稚園が設立されました。1926年には高等女学校も開校し、教育の多様性が広がりました。1941年には新たに財団法人帝塚山学園が設立され、その後の学制改革を経て、1947年には中学校、1948年には高等学校が設置されました。

1950年には短期大学が開学し、1951年に学校法人帝塚山学院に改組されました。1966年には大学が開学し、文学部が新設され、以後の発展に大きく寄与します。2000年代に入ると、さらなる学部の改組や新設が行われ、文学部のコースや人間文化学部の男女共学化、リベラルアーツ学部や新しい学科の設置など、多様な教育体制が整いました。

現在の学部と学科

帝塚山学院大学には多岐にわたる学部が存在しており、リベラルアーツ学部や人間科学部、そして新たに設けられる予定の総合心理学部と食環境学部が含まれます。リベラルアーツ学部には、文化構想専攻や情報クリエイティブ専攻などがあり、人間科学部には心理学科や食物栄養学科が存在します。2024年には新たに総合心理学部が開設され、臨床心理学や健康・発達科学、こども学に関連するコースが設置される予定です。

また、他にも国際理解研究所やメディアセンターといった附属機関もあり、学生や教職員が研究活動を行う場が整っています。

学生生活

帝塚山学院大学では多彩なクラブ活動も活発に行われています。体育会系のクラブは13団体、文化系のクラブは16団体、同好会が13団体あり、学生は趣味や特技を活かした活動を行うことができます。運動部としては、バスケットボールやサッカー、剣道など、様々な競技が提供されており、文化部では文芸や美術、映画製作など多様な活動が展開されています。

このように、帝塚山学院大学はその長い歴史を持ちながらも、時代の流れに柔軟に対応し、未来を見据えた教育と学生生活を提供することを目指しています。多様な学問分野と、充実した学生生活を通じて、卒業生は社会で幅広く活躍しています。

もう一度検索