常山幹太

常山 幹太

常山幹太（つねやま かんた、1996年6月21日生まれ）は、滋賀県草津市を拠点に活動する日本の男子バドミントン選手です。バドミントンに興味を持ったのは小学校入学前で、以来、彼の情熱は膨れ上がりました。現在はトナミ運輸に所属し、競技の第一線で活躍しています。

経歴と競技歴

常山は草津市立草津中学校の3年生時、2011年に全国中学校バドミントン大会でシングルスベスト4に輝き、名を知られるようになりました。次のステップとして彼は東大阪大学柏原高等学校に進学し、そこでさらなる成績を収めます。特に2013年には全国高等学校総合体育大会にてシングルスで優勝、またダブルスでも準優勝を果たしました。これに続く2014年の大会でも、シングルス準優勝とダブルス優勝を達成し、彼の名声は高まります。

2015年にトナミ運輸に入社し、品質管理部に所属した後も、全日本選手権では2017年及び2018年に準決勝まで進出しました。2019年には再度準決勝に進出するも、西本拳太選手に敗れ、その年の全日本選手権で彼は3年連続となるベスト4に入賞しました。そして、2020年の全日本選手権では初めて決勝進出という快挙を達成。しかし、その試合では桃田賢斗選手に敗れ、惜しくも準優勝にとどまりました。

国際大会での挑戦

常山の活躍は国内だけに留まりません。彼は国際大会でも数多くの成果を挙げています。2016年にはオーストリア国際オープンでシングルス準優勝、ポーランド・オープンで3位、フィンランド・オープンでは優勝を果たしました。その後もUSオープン準優勝や、2017年のオーストリア・オープン、カナダ・オープンでの優勝など、国際舞台でもその実力を示しました。また、2018年には世界バドミントン選手権大会でベスト8に入賞するなど、常山の影響力は世界に広がっています。

東京オリンピック

2020年東京オリンピックでは、男子シングルスに出場し、グループリーグを見事に勝ち抜くことで決勝トーナメントに進出しました。初出場のオリンピックでのこの成果は、今後のキャリアに大きな意味を持つものとなりました。しかし、トーナメント1回戦ではインドネシアの第5シード、アンソニー・シニスカ・ギンティン選手に敗れ、最終的にはベスト16という結果に終わりました。

成績まとめ

彼の成績は素晴らしく、国内の大会では多くのタイトルを保持しています。特に、全日本ジュニアや全国高等学校選抜バドミントン大会では数々の優勝を続けてきました。常山は全日本選手権でも何度もベスト8以上の成績を収めており、国際大会でも多くの入賞歴があります。 彼の情熱と努力は、今後のバドミントン界にさらなる影響を与えることでしょう。

常山幹太選手は、今後の試合でもそのパフォーマンスに期待が寄せられ、引き続き注目される選手の一人です。

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