常磐富岡インターチェンジ

常磐富岡インターチェンジ

福島県双葉郡富岡町大字上手岡に位置する常磐自動車道のインターチェンジ、それが常磐富岡インターチェンジです。このインターチェンジは、高速道路の利用だけでなく、近隣のバスストップも重要な役割を果たしています。

概要

2004年の開通から2015年の全線開通まで、常磐自動車道の南側の終点としての役割を担っていたのがこのインターチェンジです。しかし、2011年の東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故の影響で、一時的に広野ICから当IC間が通行止めになりました。その後、2013年に周辺地域が居住制限区域に移行し、立ち入りが可能となり、2014年に通行が再開されました。さらに、2015年には当IC以北の区間が開通し、常磐自動車道は全線開通を迎えました。

インターチェンジの名称は、群馬県富岡市の富岡ICとの混同を避けるため、所在地である富岡町に「常磐」を冠して区別されています。

歴史

1993年11月：いわき四倉IC - 常磐富岡IC間に施工命令が出されました。
1998年4月：常磐富岡IC - 相馬IC間に施工命令が出されました。
2004年4月14日：広野IC - 常磐富岡IC間が開通し、供用が開始されました。
2011年3月11日：東日本大震災と原発事故の影響で、広野IC - 常磐富岡IC間が通行止めとなりました。
2014年2月22日：広野IC - 常磐富岡IC間の通行が再開されました。
2015年3月1日：常磐富岡IC - 浪江IC間が開通し、常磐自動車道が全線開通しました。

周辺情報

インターチェンジ周辺には、以下の施設やスポットがあります。

岩井戸温泉
リフレ富岡
富岡町文化交流センター学びの森
夜ノ森公園
新福島変電所
夜ノ森駅（JR東日本・常磐線）

道路

E6 常磐自動車道（20番）

接続する道路

福島県道36号小野富岡線

料金所

料金所は、入口と出口それぞれにブースが設けられています。

入口
ETC専用：1
一般：1
出口
ETC専用：1
一般：1

常磐富岡バスストップ

料金所の外には、高速バスの停留所が併設されています。バス停留所の名称は、新常磐交通が「常磐富岡インター」、東北アクセスが「常磐富岡インター入口」としています。バス利用者向けに無料駐車場も用意されています。

運行路線

仙台 - いわき線（新常磐交通）
小名浜 - （中略） - 上荒川 - （中略） - 常磐富岡インター - 仙台駅東口
南相馬・双葉ライナー（東北アクセス）
東京駅（鍛冶橋バス駐車場） - 常磐富岡インター入口 - 南相馬バスターミナル - （中略） - 原ノ町駅前

なお、以下の路線は東日本大震災以降、運休（区間運休を含む）となっています。

いわき号（新常磐交通）
東京駅 - （中略） - 綾瀬駅（道の駅南相馬発のみ） - 常磐富岡インター - 大熊町役場
シーガル号（新常磐交通・近鉄バス）
あべの橋 - （中略） - 京都駅 - （中略） - 常磐富岡インター - 大熊町役場

隣接するインターチェンジ

E6 常磐自動車道
(19)広野IC - (19-1)ならはPA/SIC - (20)常磐富岡IC - (20-1)大熊IC

脚注

（特になし）

関連項目

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外部リンク

東日本高速道路株式会社
常磐道を利用される方へ 東日本高速道路株式会社

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