常見海琴

常見海琴（つねみ みこと）

常見海琴は、1997年11月17日生まれ、栃木県足利市出身の女子柔道選手です。階級は48kg級と52kg級で、身長は163cm。血液型はB型。段位は初段です。左右両組みを得意とし、大外刈や大腰を得意技としています。現在は、コマツ女子柔道部に所属し、活躍しています。

経歴

柔道は6歳の時に修練塾岡ノ谷道場で始めました。小学校6年生の時には、全国小学生学年別柔道大会45kg級に出場しましたが、予選リーグで敗退しました。埼玉県東松山南中学校に進学すると、3年生の時に全国中学校柔道大会の48kg級に出場しましたが、3回戦で大成中学校2年生の武田亮子選手に技ありで敗れました。なお、63kg級で活躍している嶺井美穂選手とは中学校時代の同期でした。

埼玉栄高校に進学すると、1年生の時に全日本カデで優勝しました。続く世界カデでも決勝で韓国のイ・ヘギョン選手を崩袈裟固で破り、優勝を果たしました。全国高校選手権では52kg級に出場し3位でしたが、団体戦では決勝で桐蔭学園高校と対戦し、同級生で78kg超級の冨田若春選手とともに勝利を収め、チームの優勝に貢献しました。

2年生の時には、全日本カデで2連覇を達成しました。インターハイでは決勝で夙川学院高校2年生の坂上綾選手に有効で敗れ、2位に終わりました。全国高校選手権の個人戦でも決勝で坂上選手に指導1で敗れて2位でしたが、団体戦では決勝の大成高校戦でインターハイ52kg級チャンピオンの黒木七都美選手に袈裟固で勝利を収めるなど、前年に続きチームの優勝に貢献し、最優秀選手にも選ばれました。

3年生の時には、インターハイの3回戦でまたもや坂上選手に有効で敗れました。全日本ジュニアには坂上選手が出場していなかったこともあり、優勝を飾りました。世界ジュニアでは準決勝でスロベニアのマルシャ・シュタンガル選手に大内返で敗れて3位に終わりました。

2016年からはコマツ女子柔道部に所属しています。2018年8月の実業個人選手権では決勝で三井住友海上の坂上選手にGSに入ってから技ありで敗れました。その後52㎏級に階級を上げると、2019年の実業個人選手権で2位、2021年の大会では初戦の坂上選手に勝ち3位になりました。

戦績

48㎏級での戦績

2013年 - 全日本カデ 優勝
2013年 - 世界カデ 優勝
2014年 - 全国高校選手権 個人戦 3位(52kg級)
2014年 - 全国高校選手権 団体戦 優勝
2014年 - 全日本カデ 優勝
2014年 - インターハイ 2位
2015年 - 全国高校選手権 個人戦 2位(52kg級)
2015年 - 全国高校選手権 団体戦 優勝
2015年 - 全日本ジュニア 優勝
2015年 - 世界ジュニア 3位
2015年 - 講道館杯 7位
2017年 - 交流大会 3位
2018年 - 実業個人選手権 2位

52㎏級での戦績

2019年 - 実業個人選手権 2位
2021年 - 実業個人選手権 3位

(出典: JudoInside.com)

外部リンク

常見海琴 - JudoInside.com (英語)
常見海琴 - 国際柔道連盟 (英語)
TSUNEMI Mikoto
* [S.R.J.少年柔道日記](https://ameblo.jp/s-r-j/
)

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