平井景

平井景は1968年4月12日、大阪府に生まれ、幼少期を奈良県で過ごしました。東京工業大学入学を機に上京し、ジャズドラマー久米雅之に師事。ジャズドラミングの基礎を習得し、都内でのライブ活動を開始しました。大学卒業後はプロドラマーとして本格的に音楽活動を始め、2002年にはトップドラマー山木秀夫から大きな影響を受け、2003年には小野瀬健資、喜納昌也らに師事し、モーラー奏法を学びました。現在では、ジャンルにとらわれないオールラウンドなドラマーとして、ライブやコンサート、スタジオ録音など、多岐にわたる活動を行っています。

2009年には、自身のアート活動の拠点としてレーベル「Bright Sun's Record, Inc.」を設立し、リーダー作のCD『SORA』をリリース。その後もコンサートDVDやアルバムを発表し、2016年にはセカンドアルバム『Running Man』、2018年にはサードアルバム『ごろごろ』をリリースしました。

プロデューサーとしては、2011年にピアニスト伊佐津さゆりのCD『Field』をプロデュースし、「信州ジャズ」という新たなジャンルを確立。2016年にはベーシスト平石カツミの初CD『Pleasure』や、シンガーソングライター、ナナマリの『Sketchbook』をプロデュースしました。

作曲家としては、NHKのテレビ語学番組やラジオ番組のテーマ曲、大手企業のCM、内閣府のビデオ、テレビ番組音楽など、幅広い分野で作曲・音楽制作を担当。映像やストーリーを感じさせる音楽センスと、親しみやすいメロディが評価されています。

平井景は、自らがリーダーを務めるライブ活動にも力を入れており、全国各地で500回以上のライブ・コンサートを開催。「平井景スペシャル」と題したユニットでは、親交の深い一流ミュージシャンと共演し、ドラマー、作曲家、プロデューサーとしてのこだわりを表現しています。2019年には、天河神社の神楽能舞台での奉納ライブや、信州ジャズにこだわったライブなど、音楽性と場所を生かしたライブを展開しています。

主な参加ユニットとして、「平井景スペシャル」の他に、村井秀清(P)、須藤満(E.B)と組んだピアノトリオ「秀景満」があります。

主な作品として、CDは『SORA』(2009)、『Art Of Solo Drumming』(2011)、『Ranning Man』(2016)、『ごろごろ』(2018)。DVDは『平井景プレミアムIN CONCERT』(2011)、『Kay Hirai Premium IN CONCERT』(2011)、『Live Around The Mountain Side/平井景スペシャル』(2012)などが挙げられます。

平井景の公式サイト「site-K」や、自身が設立したレーベル「ブライトサンズレコード」、Facebookページ「平井景スペシャル」、ピアノトリオ「秀景満」のプロフィールサイトなどで、彼の活動に関する詳細な情報を得ることができます。

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