平山昌雄

平山昌雄について

平山昌雄（ひらやま まさお）、1974年12月9日生まれ、兵庫県尼崎市出身のお笑い芸人です。身長174cm、体重64kgの体型で、血液型はO型です。彼は吉本興業に属し、吉本新喜劇の団員として活躍しています。

学歴や経歴

平山は学校法人国際自由学園を卒業。若い頃からアクションに興味を持ち、チャンバラトリオの最後の弟子として学びました。その後、JAC（ジャパンアクションクラブ）に所属し、スタントマンおよびアクション俳優として多くの映画に出演しました。

しかし、ある舞台のオーディションを受けたことで、彼の夢だった吉本新喜劇への参加が決まりました。それ以来、彼はなんばグランド花月（NGK）での活動を続けています。平山はその顔立ちを生かして、主にヤクザ役を演じることが多かったですが、徐々に役柄の幅も広がり、秘書やうどん屋の兄弟、編集者など、多様なキャラクターに挑戦しています。

最も多く共演している座長は辻本茂雄で、彼が支配する舞台では平山の出演時間が特に長くなる傾向があります。彼の役が進化する中で、重要な役どころであるお人好しヤクザの子分役も任されるようになり、街の中での会話が漫才に近いスタイルをとることが定着してきました。

特徴やスタイル

平山の特徴は、身軽さとドラキュラのような独特の顔立ちです。彼は薄い唇、奥目がちな目、八重歯がトレードマークで、サングラスをかけるとアーノルド・シュワルツェネッガーに似ていることから、愛称は「フランケン」と呼ばれることがあります。彼の特徴的な口癖は「ご飯まだ？」で、これが彼のキャラクターを一層引き立てています。

平山は特にバック転が得意で、舞台上でのパフォーマンスに取り入れています。例えば、自己紹介の際にバック転を取り入れたり、何も説明せずに突然バック転をしたりするギャグもあり、観客を楽しませています。

彼は「燃焼系燃焼系アミノ式」と言いながらアクションを行い、体力を使い果たしていく様子が笑いを引き起こす一因となっています。また、最近では何もないところに手裏剣を投げる動作をして笑いを取るなど、その独特なスタイルは多くの笑いを生み出しています。

代表的なギャグ

平山のギャグはコミカルで状況に応じたものが多いです。舞台に登場すると、「実はですね…」と言ってバック転を行い、その後の展開に何の関係もない内容を話すなど、意表をつくスタイルが特徴です。

また、漫才コンビを組む伊賀健二との絡みでも笑いを生み出しており、「はい、うん、イエス」と同じことを何度も言ったり、バカバカしいツッコミを繰り返すことで、さらに観客を笑わせています。特に、観客が不快感を持っている状況下でも、彼は笑顔でボケを続け、状況を和らげることもあります。

テレビ出演

平山はテレビドラマにも出演しており、過去には「八丁堀の七人」や「水戸黄門」、「必笑！仕事人」などに登場しました。これらの役でもコメディ要素を取り入れ、彼の個性を引き出しています。

結論

平山昌雄は、身軽な動きと独特な顔立ちを活かし、吉本新喜劇で多才に活躍する芸人です。場の雰囲気を読み取りつつ、予測を裏切るギャグで観客を沸かせる彼は、テレビや舞台での存在感も非常に大きく、今後の活躍にも期待が集まっています。

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