平順県

平順県（へいじゅん-けん）は、中華人民共和国山西省長治市に位置する県です。その歴史は古く、明朝時代の1529年（嘉靖8年）にまで遡ります。当時、この地域は新たに平順県として設置されました。

しかし、その歴史は一筋縄ではいきませんでした。1764年（乾隆29年）には、行政区画の整理により、平順県は一時的に廃止されることになります。その後、長い年月を経て、1912年（民国元年）に再び県として再設置され、現在に至っています。

平順県は、以下の鎮と郷で構成されています。

鎮:
青羊鎮（せいよう-ちん）
竜渓鎮（りゅうけい-ちん）
石城鎮（せきじょう-ちん）
苗荘鎮（びょうそう-ちん）
玉峡関鎮（ぎょくきょうかん-ちん）
郷:
西溝郷（せいこう-きょう）
東寺頭郷（とうじとう-きょう）
虹梯関郷（こうていかん-きょう）
陽高郷（ようこう-きょう）
北耽車郷（ほくたんしゃ-きょう）
北社郷（ほくしゃ-きょう）

平順県は、数多くの名所・旧跡を有することでも知られています。これらの文化財は、中国の歴史と文化を今に伝える貴重な遺産です。特に、以下の場所は全国重点文物保護単位に指定されており、重要な文化財として保護されています。

天台庵（てんだいあん）
大雲院（だいうんいん）
龍門寺（りゅうもんじ）
淳化寺（じゅんかじ）
明恵大師塔（みょうえだいしとう）
九天聖母廟（きゅうてんせいぼびょう）
仏頭寺（ぶっとうじ）
回龍寺（かいりゅうじ）
夏禹神祠（かうしんし）
金灯寺石窟（きんとうじせっくつ）
北社三嵕廟（ほくしゃさんそうびょう）
北社大禹廟（ほくしゃだいうびょう）
北甘泉聖母廟（ほくかんせんせいぼびょう）
* 西青北大禹廟（せいせいほくだいうびょう)

これらの名所・旧跡は、平順県の豊かな歴史と文化を物語っており、訪れる人々に深い感銘を与えています。

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