年金局

年金局について

年金局は、日本の社会保障制度において重要な役割を担う厚生労働省の内部部局です。2001年1月の中央省庁再編により、旧厚生省の年金局が組織変更されて発足しました。主に、公的年金制度や企業年金制度に関する業務を所管しており、国民の老後生活を支えるための制度設計や運営に携わっています。

所掌業務

年金局の主な業務は以下の通りです。

公的年金制度の運営: 厚生年金保険や国民年金などの公的年金制度を運営し、加入者の年金記録の管理、年金給付の実施などを行います。
企業年金制度の監督: 確定給付企業年金や確定拠出年金などの企業年金制度の企画立案、監督を行います。
年金積立金の管理運用: 年金積立金管理運用[[独立行政法人]]と連携し、年金積立金の管理運用を行います。
年金制度の調整: 様々な年金制度間の調整を行い、制度全体の整合性を図ります。
社会保険労務士: 社会保険労務士に関する業務の一部を所管しています（社会保険諸法令に関する業務に限ります）。
子ども・子育て支援拠出金: 一部の事業主から子ども・子育て支援拠出金の徴収を行います。
全国健康保険協会: 全国健康保険協会が管掌する健康保険及び船員保険の一部業務を所管します（厚生労働大臣が行う業務に関する部分に限ります）。
日本年金機構の組織運営: 日本年金機構の組織運営に関する業務を行います。

これらの業務を通じて、年金局は国民の老後の生活を支える重要な役割を担っています。

組織

年金局は、以下の部署で構成されています。

総務課: 局内の事務全般を統括します。
首席年金数理官・年金数理官: 年金数理に関する専門的な業務を行います。
年金課: 公的年金制度の企画立案、運営を行います。
国際年金課: 国際的な年金制度に関する業務を行います。
資金運用課: 年金積立金の運用に関する業務を行います。
企業年金・個人年金課: 企業年金制度や個人年金制度に関する業務を行います。
数理課: 年金数理に関する業務を行います。
数理調整管理官: 年金数理に関する調整業務を行います。
事業企画課: 年金事業に関する企画立案を行います。
調査室: 年金制度に関する調査を行います。
監査室: 年金事業に関する監査を行います。
会計室: 局内の会計業務を行います。
システム室: 年金システムの開発・運用を行います。
事業管理課: 年金事業の管理を行います。

関連情報

年金局の業務内容や組織構成は、厚生労働省組織令で定められています。

関連機関として、日本年金機構や年金積立金管理運用[[独立行政法人]]があります。また、地方公共団体には保険年金課が設置され、地域における年金業務を担っています。

関連用語

日本の年金
国民年金
厚生年金
地方公共団体の保険年金課
日本年金機構
年金積立金管理運用[[独立行政法人]]
地方社会保険事務局
福祉
日本の[[福祉]]
地方支分部局

外部リンク

* 年金局が実施する検討会等

年金局は、国民の老後の生活を支えるために、日々業務に取り組んでいます。

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