幸せカナコの殺し屋生活

幸せカナコの殺し屋生活

『幸せカナコの殺し屋生活』は、若林稔弥による日本の4コマ漫画作品で、星海社が運営するウェブサイト『最前線』のサービス「ツイ4」にて2019年4月26日から連載が開始されました。タイトルの通り、OLから殺し屋へと転身した主人公・カナコの日常を描いたコメディ作品です。

概要

作者の若林稔弥は、「社会人の人が元気になる漫画」という提案を受け、本作の連載を開始しました。連載開始当初から予想を上回る反響があり、2019年5月12日には単行本第1巻が発売されました。2023年3月8日現在、単行本は7巻まで刊行されています。

そして2025年2月には、DMM TVにてドラマ化もされました。主演はのんが務め、話題を呼びました。

あらすじ

広告代理店でOLとして働いていた西野カナコは、上司からのパワハラに悩む日々を送っていました。退職を決意し、新しい就職先を探す中で、偶然見つけた会社に面接を受けることになります。しかし、その会社はなんと殺し屋だったのです。

最初は不安がるカナコでしたが、会社の優良さに魅力を感じ、入社を決意します。入社テストとして、前職の上司の狙撃を言い渡されたカナコは、躊躇しながらも狙撃に成功。見事、殺し屋としての生活をスタートさせることになります。

登場人物

西野 カナコ（にしの カナコ）
本作の主人公。元OLで、ネットゲームで得た知識を活かして仕事をこなします。目立たないように生きてきたため、気配を消すのが得意。裏社会では“K”と呼ばれ、その腕の良さが噂になっています。動物の名前を組み込んだ独特の言い回しをすることがあります。名前の由来は歌手の西野カナ。

桜井（さくらい）
カナコの先輩。元OLのカナコを信用しておらず、嫌っているように見えますが、内心では一人前になることを期待している様子。名前の由来はMr.childrenの桜井和寿。

社長
カナコが働く殺し屋会社の社長。カナコの才能を高く評価しています。既婚者。

カナコの母
実家で一人暮らしをしており、カナコのことを常に気にかけています。カナコとの電話の様子から、カナコが転職したことに気づいています。父親は他界していますが、矛盾する描写があります。

吉岡キヨミ
カナコの中学時代の同級生で、元生徒会長。現在のカナコにとって唯一の友達ですが、カナコは仕事の内容を明かしていません。名前の由来はIkimono-gakariの吉岡聖恵。

竹原カズオ
刑事。

大森
刑事。

細美タケシ
カナコの引っ越し先の隣人。名前の由来はthe HIATUSの細美武士。

ドラマ

2025年2月28日よりDMM TVにて配信。監督は英勉。

キャスト

西野カナコ：のん
桜井：藤ヶ谷太輔
竹原カズオ：矢本悠馬
大森：山崎紘菜
吉岡キヨミ：菅井友香
ヤクザの組長：菅田俊
カナコの母親：木村多江
殺し屋会社の社長：渡部篤郎
* 動物たちの声：齋藤飛鳥

もう一度検索