幸楽ラーメン

幸楽ラーメンとは

幸楽ラーメンは、かつてサンヨー食品と日清食品冷凍から発売されていたラーメンのシリーズです。2004年から2006年頃に様々な種類が販売されていました。その後、2011年から2012年にかけて、渡鬼全シリーズの放送終了を記念して、日清食品冷凍（日清ブランド）から冷凍タイプの「渡る世間は鬼ばかり 幸楽ラーメン」が期間限定で発売されました。

正式名称は「渡る世間は鬼ばかり 幸楽ラーメン」です。

概要

幸楽ラーメンは、TBSのテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の舞台である中華料理店「幸楽」のラーメンをイメージして、サンヨー食品が2004年4月5日から発売を開始しました。後に「幸楽焼そば」もシリーズに追加されています。

サンヨー食品は、「サッポロ一番」ブランドで知られており、幸楽ラーメンも「サッポロ一番」ブランドの名前を冠していました。

製作段階から、ドラマのプロデューサーである石井ふく子氏も参加していました。

発売当初から売上げを伸ばし、発売年の2004年には売上高120億円を記録。年間30～50億円の売上げがあればヒットと言われる食品業界において、大ヒット商品となりました。

ドラマに出演していた藤岡琢也氏が、発売元のサンヨー食品「サッポロ一番」シリーズのCMに長年出演していたことも、販売促進に影響を与えたと考えられます。

テレビCMでは、版権上の問題からか、ドラマでおなじみのテーマ曲そのものではなく、メロディを意図的に似せた「渡る世間は鬼ばかりのテーマ風」の曲が使用されました。

姉妹品として、ドラマで藤岡琢也氏が演じる「岡倉大吉」が店主を務める食事処「おかくら」の商品をイメージした和風カップ麺シリーズ「おかくら」シリーズ（きつねうどん、えび天ぷらそばなど）も発売され、こちらも2006年頃まで販売されていました。

2011年7月には、渡鬼全シリーズの放送終了を記念して、日清食品冷凍（日清ブランド）から冷凍タイプの「渡る世間は鬼ばかり 幸楽ラーメン」が期間限定で発売されました。

名前や業種が非常に似ている「幸楽苑」とは一切関係ありません。

種類

幸楽ラーメンには、様々な種類がありました。

袋麺タイプ
醤油味
タンメン
カップタイプ（レギュラー、フライ麺）
醤油味
タンメン
味噌味
ソース焼そば
カップタイプ（大判、ノンフライ麺、焼そばフライ麺）
特製醤油味
特製五目タンメン
特製担々麺
特製味噌味
特製ソース焼そば（レギュラー版と違い具材に豚肉が入り、中華スープが付く。麺は10g増量）
チルド麺タイプ
醤油味
タンメン
（チルド麺タイプは、関東、甲信越、東海、近畿地区にて発売されていました）
冷凍チルド麺タイプ
醤油味
* （このシリーズに限り日清食品冷凍が製造・販売を担当しました）

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