幻想牢獄のカレイドスコープ2

幻想牢獄のカレイドスコープ2

『幻想牢獄のカレイドスコープ2』は、エンターグラムから2025年3月14日にPlayStation 4|PlayStation_4とNintendo Switch向けに発売が予定されているアドベンチャーゲームです。前作『幻想牢獄のカレイドスコープ』に続く作品で、ガールズ・メンタルサスペンスというジャンルを引き継ぎ、新たな物語が展開されます。

概要

本作は、企画・シナリオを竜騎士07氏、キャラクターデザイン・原画を過去東氏、音楽をひぐうみSoundが担当しています。前作とは異なる舞台設定と登場人物を迎え、新たなデスゲームが繰り広げられます。前作では一つのルールに基づいたゲーム展開でしたが、本作では複数のデスゲームが同時進行していく点が特徴です。プレイヤーは各キャラクターの視点を通して物語を体験し、デスゲームの緊張感やキャラクター間の複雑な関係性をより深く掘り下げることができます。前作のユーザーからのフィードバックを元に、物語としての完成度を高めるための構成見直しが行われています。

キャッチコピーは「勝ったらご褒美（仲直り）負けたら処刑！楽しい同窓会（デスゲーム）を始めましょう！」

ストーリー

物語は、れもん、梓杏、紫、黒祢という、中学時代に仲良しグループだった4人の少女たちを中心に展開します。しかし、高校に進学してからは疎遠になっていました。高校3年の夏休み、黒祢からの突然の同窓会の誘いを受け、指定された場所に向かった彼女たちでしたが、気が付くと出口のない小部屋に閉じ込められてしまいます。部屋にはそれぞれのお茶と席が用意されており、椅子からは鎖が伸びて彼女たちの首輪に繋がっています。この同窓会は、過去の清算を目的とした、生死をかけたデスゲームだったのです。4人は互いの秘密と向き合いながら、次々と押し寄せる危機的な選択に迫られていきます。

登場人物

渦花 黒祢（うずはな くろね）
声 - 夏吉ゆうこ、小笠原早紀（中学生時代）
他人を立てるのが得意で、人の良いところを見つけることに長けています。ネガティブな話題も前向きに捉えることができる性格です。れもん、紫、梓杏に声をかけられて友人となりました。あだ名は「コロネ」。中学時代はいじられ役として周囲を和ませていました。同窓会を企画した張本人であり、過去の屈辱を晴らすため、新たな姿で3人の前に現れます。
家路 れもん（いえじ れもん）
声 - 和泉風花
ぼっち気質のゲームオタク。会話が苦手で無口になることが多いですが、ゲームの話になると饒舌になります。争いを好まず、トラブルを避ける傾向があります。コロネとはゲームを通じて仲良くなり、友人関係を築きました。
巌⽔ 梓杏（いわみず しあん）
声 - 田野アサミ
一匹狼の不良少女。問題はすべて暴力で解決しようとします。攻撃的な性格で、人に干渉されるのを嫌います。問題を複雑化する癖があり、内心では誰かに止めてほしいと思っています。コロネに対しては、物怖じせずに接するため、親しくしています。
紅葉寺 紫（こうようじ むらさき）
声 - 矢野妃菜喜
容姿端麗で学力も高いお嬢様。冷たい態度をとることが多く、他人から誤解されやすい。合理的で冷静な判断力を持っています。本人に悪気はないものの、その言動が誤解を招くことがあります。コロネと出会い、初めて自分の言葉が正しく伝わることを経験します。
ハンプティ・ダンディ・ダンプティ
声 - 茶風林
デスゲームの進行役を務めるマスコットキャラクター。

主題歌

「まっしろゲロカス☆リユニオン」
歌：渦花黒祢（夏吉ゆうこ）
作詞：竜騎士07/07th Expansion
作曲・編曲：xaki

作編曲を担当したxaki氏によれば、この楽曲は「より強く激しくロックに」という要望を受けて制作されました。EDMロックをベースに、チップチューンやボーカル加工など、自由な発想で制作されたとのことです。

製品情報

通常版と完全生産限定版の2種類が発売予定です。完全生産限定版には、以下の特典が同梱されます。

アクリルジオラマ
オリジナルサウンドトラックCD
ひぐうみSoundによるBGMとオープニング主題歌のフルバージョンが収録されています。
設定資料集
各登場人物の設定資料や、物語冒頭部分の台本が収録されています。
チェンジングアクリルキーホルダー

外部リンク

幻想牢獄のカレイドスコープ2 オフィシャルサイト - エンターグラム

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