広大中央口

広大中央口について

広大中央口（ひろだいちゅうおうぐち）は、広島県東広島市鏡山一丁目に位置するバス停留所で、特に広島大学東広島キャンパスの利用者にとって重要な停留所です。本稿では、広大中央口の施設や周辺バス停について詳しくご紹介します。

概要

この停留所は、広島大学東広島キャンパスの北側に位置し、様々な学部へのアクセスを提供しています。理学部、経済学部、文学部など、さまざまな学部へ向かう学生や教職員が日常的に利用しています。全路線バスは東から西に向かって走行しており、そのため、乗降設備は大学構内側の南側に限られています。

以前はごく一般的なバス停だった広大中央口ですが、「下見・鏡山地区バス交通結節点」としての重要性が高まったことを受け、改良工事が行われました。この工事では、待合室の設置やその他の整備が行なわれ、バス停の利便性が向上しました。整備に伴い、2022年4月から2023年3月までの1年間は停留所が休業し、その期間、全てのバスが通過する形となっていました。

停留所の構造

広大中央口には3つののりばがあります。これらは西側から順に1番のりば、2番のりば、3番のりばと呼ばれ、行先ごとに分かれています。また、待合室やトイレは、のりばの西側に設置されています。このような構造により、利用者は快適にバスを待つことができます。この他にも、広島大学と広島市内のバスセンターを結ぶ高速バス「グリーンフェニックス」が1番のりばに発着していましたが、2024年4月に廃止される予定です。

設備

広大中央口には、以下のような設備が整っています：

• - 待合施設：冷暖房完備で、ベンチやバスロケーションシステムも設置されています。
• - トイレ：キャンパスに訪れる人々の便宜のため、トイレが設けられています。
• - 駐輪場：バス停周辺には駐輪場があり、自転車を15台まで停めることが可能です。

なお、チケットの販売窓口や券売機は設置されていませんが、大学内にある生協のトラベルカウンターで高速バスのチケットを発券することができます。

広島大学周辺のバス停

広島大学東広島キャンパス周辺は、5つの路線バスが走っており、そのうちの4路線は、大学周辺にある9つのバス停を反時計回りに運行する環状運行を行っています。このため、バスは単方向にしか走らず、各バス停は基本的に大学構内側にのみ乗降できる設備が整っています。

一方で、西条駅 - 乃美尾・広島国際大学線は、他の4路線と異なり、広大二神口、二神山、広大西口の各バス停を経由します。これらのバス停は環状運転をしないため、両方向にバスが運行されており、特例としてこれら3つのバス停には反対側にも乗降設備が設置されています。

バス停の名称は、広大中央口を起点に順に広大二神口、二神山、広大西口などが続いていきます。これらのバス停は、学生や地域の人々にとって欠かせない交通手段となっています。

このように、広大中央口は広島大学の学生や教職員にとって重要な交通拠点であり、周辺のバス停と連携して地域の交通の利便性を高めています。

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